User manual - ソフトウェア解説書ver.2.00(2003年2月7日)
DT-900 ソフトウェア解説書
2.8.11. 動作モードの設定/参照
バーコード入力の動作モード設定/参照には、以下の項目があります。
・読取り可能コード設定
・読取り桁数の設定
・読取り方式の設定
・読取り動作設定
・出力フォーマット設定
・終了コード設定
・読取り完了時のブザー/LED制御の設定
・読取りコード格納先の参照
注意事項 ① バーコード読取りを行っている最中の動作モード設定による誤動作を防止するために、オープン中
の動作モード設定を禁止します。
また、動作モード設定時、OBRバッファ内にデータが残っていないようにして下さい。
② 設定パラメータ内にエラーを発見した場合、そのパラメータについては無効としますが、引き続きパ
ラメータ設定の処理を行います。
(パラメータ内にエラーがあった場合、パラメータエラーを返します。)
2.8.12. 文字/文字列の読込み
① 1文字リード
OBRバッファの読出しポインタが示す位置にある 1 文字を読出します。
② 文字列リード
OBRバッファの内部管理が示す位置にあるデータから1ラベル(コード)分を読出します。
2.8.13. その他の機能
① OBRバッファの状態チェック
OBRバッファのデータ格納状態をチェックし、バッファ内の残りバイト数と残り段数を通知します。
② OBRバッファのクリア
OBRバッファのクリアを行います。
③ 読取りブザー音テーブルの設定
ブザー音の周波数/音調が設定可能です。
④ トリガキー立ち上げモード設定/読出し
トリガキー押下によるシステムの立ち上げのモードを設定または読出します。
以下にモードによる状態を示します。
モード OBRオープン状態 OBRクローズ状態
0 × ×
1 ○ ○
2 ○ ×
○ :立ち上げ可能
X :立ち上げ不可能
⑤ 異常動作の検出
OBRの異常動作を検出した場合、レーザの電源をOFFします。
⑥ 制限事項
同時に複数のバーコードにレーザを当てた場合は、どのバーコードが読取れたかを知る事はできません。
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