User manual - ソフトウェア解説書ver.2.00(2003年2月7日)
DT-900 ソフトウェア解説書
2.8.8. 読取り完了時のブザー/LED制御
(1) ブザー制御
1コード毎の読取り完了を、ブザー音によって通知することができます。
また、ブザー制御を無効にもできます。
注意 ブザーの音量は、「環境設定メニュー」または、データ管理部が提供する関数によって設定することが
できます。そのため、音量がゼロになっている場合は、ブザーは鳴りません。
(2) LED制御
1コード毎の読取り完了を、LEDの点灯によって通知することができます。
また、LED制御を無効にもできます。
制御内容: 読取りコードが正常な場合、LEDを一定秒間緑色に点灯したのち、消灯します。
読取りコードがエラーの場合、LEDを一定秒間赤色に点灯したのち、消灯します。
エラー要因: Ⅰ.指定した桁数の範囲外のバーコードを読取った場合
Ⅱ.チェックデジット指定時のチェックデジットエラー
Ⅲ.CODE-39、CODE-93 における Full ASCII 変換エラー
2.8.9. 格納先バッファの切替え
バーコードデータの出力先をキーバッファに切替えることにより、読取ったデータをキー入力と同等に扱うことができます。
初期状態は、OBRバッファを設定しています。
・初期状態 ・キーバッファに切り替え後
キー押下 キーバッファ
バーコード
読み込み
OBR
バッファ
キー押下
バーコード
読み込み
キーバッファ
OBR
バッファ
切替え時点で、切替え元バッファ内に残っているデータは以下のようになります。
バッファ 内 容
OBRバッファ 保存します
バッファ内のデータを使用しない場合は、切り替えを行ってから、OBRバッファのクリアを指示して下さい
キーバッファ 保存します
2.8.10. 読取り動作の設定
(1) 通常読み
1度オープンするとクローズするまで、連続して読取りが行えます。
複数段バッファを使用して先読みを行えます。
(他の段のバッファが取り込まれていない状態で、次の読取りが可能です)
(2) 段数読み
オープン後は、指定された読取り回数分の読取りが行えます。
指定回数分の読取りが終わると、クローズ後、再度オープンするまで読取りは行えません。
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