User manual - ソフトウェア解説書ver.2.00(2003年2月7日)
DT-900 ソフトウェア解説書
2.6.5. 通信制御機能
カシオオリジナル Ir 使用時を除きます。
(1) SI/SO制御
データ長7ビットの時に有効です。
A0H以上のコードを送信するとき、その前にSOコードを送信します。
1度SOコードを送信した後、9FH以下のを送信する時は、SIコードを送信します。
SOコード受信後は、受信データは80H以上のコードとして処理します。
ただし、制御コード(1FH以下のコード)を受信したときは、そのまま制御コードとして処理します。
(2) バッファビジー制御
① XON/XOFF制御
受信バッファサイズが67バイト以上のとき有効です。
受信バッファ内の空きエリアが、32バイト以下になったときXOFFコードを送信して接続相手からの送信を
一時停止するように要求します。
データが読み込まれ、残りデータが32バイトよりも少なくなったときに、XONコードを送信して接続相手から
の送信を要求します。
また、相手からXOFFコードを受信すると送信を中断し、XONコードを受信すると送信を再開します。
② RS/CSフロー制御
RS/CS信号線を使用してバッファビジー制御を行います。
RS信号をON/OFFするタイミングは、XON/XOFF制御と同じです。
XONコード送信のタイミングでRS信号をON、XOFFコード送信のタイミングでRS信号をOFFします。
(3)デリートコード制御
デリートコードと受信データ内のコードが一致した場合、バッファリングを行わない機能です。
【デリートコードを ‘Z’ と設定した場合】
送信データ 1 Z 3
1 Z 3
デリートコード
と比較する
受信バッファ 1 3
2番目のデータは、一致するので受信バッファに格納しません。
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