User manual - ソフトウェア解説書ver.2.00(2003年2月7日)
DT-900 ソフトウェア解説書
(2) ユーザフォントファイルの構造
① 半角文字
文字コード 0x00 から 0xFF までのビットパターンを連続して配置します。(最大 256 文字分)
1 文字目(0x00) 2 文字目(0x01) 3 文字目(0x02) n文字目(0xXX)
ファイルの先頭
ファイルの最終
・0x00(NULL),0x0A(LF),0x0D(CR),0x1B(ESC)は、制御コードとしての動作を行います。
(フォントファイルは上記コードの部分を含めて作成します)
・上記以外のコードは全てユーザ登録されたフォントが表示されます。
フォント バイト/1文字 最大登録数 ファイル容量
6 ドット縮小 ANK フォント (6×6) 6 バイト 256 文字 1,536 バイト
6 ドット標準 ANK フォント (6×12) 12 バイト 256 文字 3,072 バイト
8 ドット縮小 ANK フォント (8×8) 8 バイト 256 文字 2,048 バイト
8 ドット標準 ANK フォント (8×16) 16 バイト 256 文字 4,096 バイト
10 ドット縮小 ANK フォント (10×10) 20 バイト 256 文字 5,120 バイト
10 ドット標準 ANK フォント (10×20) 40 バイト 256 文字 10,240 バイト
半角のユーザ登録フォントファイルは以下のように取り扱われます。
表示関数(lcd_usrfont)を
使用してメモリ展開します。
ユーザフォントエリア(19Kbyte)
・特定のエリアにべたにメモリ
展開されます。
パソコン
半角フォント
ファイル
ダウンロード
DT−900
ファイル領域
・ ファイル領域からユーザフォントエリアにフォントデータを展開することにより、ユーザフォントを表示する毎に
ファイルアクセスする必要がなくなるため、表示の高速化が図られます。
② 全角文字
第1水準、第2水準フォントのビットパターンを連続して配置します。(最大 7393 文字分)
ファイルの先頭
ファイルの終了
0x8140 のビ
ッ
トパ
タ
ーン
0x8141
0x84FF
0x889F
0x9FFF
0xE040
0xEAFF
・ 0xXX7F、0xXXFD∼0xXX3F(フォントデータ間のギャップ)を含めて作成します。
・ XX00h∼XX3Fh及び8840h∼889Ehまでのフォントイメージは入れません。詰めて作成して下さい。
・ XX7Fh、XXFDh、XXFEh、XXFFhは指定しても表示されませんがダミーデータを入れておいて下さい。
・ 全文字について作成する必要はありませんが、表示時ファイルの終了以降の文字は全角スペースに置き
換えられます。
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