DT-900 ソフトウェア解 説 書 DT-900 ソフトウェア解説書 Rev.2.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 目 次 1. 製 品概 要 .......................................................................................................................... 1 1.1. 1.2. 1.3. 製品の特徴 ................................................................................................................... 1 製品の概要 ................................................................................................................... 2 ソフトウェア構成 ...............................................................................
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.3.2. 2.3.3. 2.3.4. 2.3.5. 2.3.6. 2.3.7. 2.3.8. 2.3.9. 行右端に文字が表示された場合のカーソル動作 ......................................................... 22 制御コード .............................................................................................................. 23 ESCシーケンス ...................................................................................................... 23 「¥」(円記号 ) の扱い ................................................................................................
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (5) COMのステータスリード .......................................................................................................... 37 2.6.2. 送受信機能 ............................................................................................................ 37 (1) n文 字 送 信 ............................................................................................................................ 37 (2) 1文 字 受 信 ...................................................................................
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.9. ユーザインタフェース ..................................................................................................... 48 2.9.1. 通知モード概要 ....................................................................................................... 48 (1) 文 字 列 入 力 関 数 等 、関 数 からの復 帰 情 報 (リターンコード)で通 知 ........................................................ 48 (2) イベントフラグによる通 知 .........................................................................................................
DT-900 ソフトウェア解 説 書 5.1.1. 5.1.2. 機能 ...................................................................................................................... 67 DTファイル変換 ...................................................................................................... 67 (1) テキスト変 換 .......................................................................................................................... 67 (2) バイナリ変 換 ......................................................................................
DT-900 ソフトウェア解 説 書 1. 製品概要 1.1.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 1.2. 製品の概要 ストレート読 取 り口 モデル 下 向 き読 取 り口 モデル (DT−900 M51/M61) (DT−900 M50/M60) ■高 性 能 小 型 レーザスキャナ ■IrDA 1.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 1.3. ソフトウェア構成 1.3.1.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 1.3.2.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 1.3.3.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (2) 全体図②<メモリ拡張モデル(M60、M61)> Address SH マイコンメモリマップ 00000000H AREA0 01000000H AREA1 02000000H AREA2 03000000H AREA3 04000000H AREA4 FROM 05000000H AREA5 06000000H AREA6 07000000H AREA7 08000000H AREA0 09000000H AREA1 MAIN RAM 0A000000H AREA2 0B000000H AREA3 FROM 0C000000H AREA4 FROM 0D000000H AREA5 0E000000H AREA6 0F000000H AREA7 0FFFFFFFH 6
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (3) MAIN RAM システムのワーク、ユーザアプリケーション格 納 領 域 、ファイル領 域 等 に使 用 します。 Address 09000000H システムで使 用 するワークエリアです。 09048000H 09048030H AP 情 報 領 域 ユーザアプリケーション領 域 ユーザのアプリケーションがロードされる領 域 です。 (※1) メモリデータ領 域 メモリブロックの取 得 等 で使 用 されます。 ファイルデータ領 域 (RAM ドライブ) Aドライブ 091FFFFFH ファイル格 納 領 域 です。 (※1) メモリチェック領 域 (※1) アプリケーション領 域 およびファイルデータ領 域 の大 きさは、変 更 可 能 です。 システムロード時 、ユーザアプリケーション、および、ファイル領 域 はクリアされる場 合 があります。 AP情 報 領 域 :アプリケーションのファイル情 報 およびSUMが格 納 されています。 メモリチェック領 域 :RAM破 壊 を検 出 するためのチェック文 字 列
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (4) FROM ドライブ①<標準モデル(M50、M51)> 商 品 マスタファイル等 、書 き換 えが頻 繁 に発 生 しないファイル、バックアップ用 ファイル等 を格 納 するために使 用 します。 Flash ROM は、ドライブBとしてアクセスできます。 Flash ROM の特 性 上 、頻 繁 に書 き換 えが発 生 するようなファイルには適 しません。 追 加 書 き込 みのみ可 能 です。 Address C000000H システムで使 用 するワークエリアです。 C090000H KCG フォントデータです。 ファイルデータ領 域 B ドライブ ファイル格 納 領 域 です。 8
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (5)FROM ドライブ②<FROM 増設モデル(M60、M61)> Flash ROM は、ドライブBとしてアクセスできます。 Flash ROM の特 性 上 、頻 繁 に書 き換 えが発 生 するようなファイルには適 しません。 Address B000000H ファイルデータ領 域 (B ドライブ) ファイル格 納 領 域 です。 9
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2. 基本機能 2.1. 電源部 2.1.1.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (3) 特殊キー電源 ON 処理 キーとテンキーまたは、 S 特 殊 キー立 上 げは、本 体 が電 源 OFF状 態 の時 、 キーを同 時 に押 ・ 下 したまま キPW ーを 押 下 することにより、登 録 されている機 能 (処 理 )を実 行 することができます。 「PW」キー 「S」キー テンキー ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 ・ 処 理 の概 要 OS 設 定 用 (実 行 しないでください) レジューム OFF 立 上 げを行 ないます(システムメニュー起 動 ) ○:同時に押下する必要あり (4) メモリ破壊調査 電 源 ON 時 、毎 回 RAM 領 域 の特 定 エリアをチェックし、その特 定 エリアが破 壊 されている場 合 、システムエラーになります。 システムエラーの詳 細 は「6.2 システムエラー」を参 照 して下 さい。 2.1.2.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.1.3.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (2) 主電池電圧監視/警告 主 電 池 なし状 態 になる前 に一 定 電 圧 以 下 になると警 告 を出 します。 この警 告 は、250ミリ秒 以 上 一 定 電 圧 以 下 の状 態 が続 いた場 合 に、表 示 右 下 にあるシンボルを点 灯 させます。 電 圧 が一 定 電 圧 以 上 に復 帰 するとシンボルを消 灯 します。 通 知 モード設 定 することで、LB1確 定 時 ユーザアプリケーションに通 知 することも可 能 です。 警 告 シンボル表 示 画 面 (3) 副電池電圧監視 副 電 池 が一 定 電 圧 以 下 になると警 告 を出 します。 この警 告 は、一 定 電 圧 以 下 の状 態 を検 出 した場 合 に、表 示 右 下 にあるシンボルを点 灯 させます。 電 圧 が一 定 電 圧 以 上 に復 帰 するとシンボルを消 灯 します。 通 知 モード設 定 することで、LB2確 定 時 ユーザアプリケーションに通 知 することも可 能 です。 警 告 シンボル表 示 画 面 13
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.1.4. システム監視(省電力制御) 電 池 寿 命 を延 ばし動 作 時 間 を延 長 するために、以 下 の省 電 力 制 御 を行 っています。 省電力制御 CPU の省 電 力 制 御 CPU クロックの切 り替 え制 御 外 部 モジュールの電 源 ON/OFF 制 御 モジュールスタンバイ制 御 自 動 電 源 OFF(APO)制 御 スリープ状 態 制 御 自 動 バックライト OFF(ABO)制 御 (1) CPUクロック切替制御 処 理 の状 態 に応 じ、CPU の動 作 クロックを細 かく制 御 することにより、消 費 電 力 をおさえています。 CPU クロック 高 速 クロック(4.9MHz) 標 準 クロック(2.5MHz) 低 速 クロック(1.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.2. 表示部 2.2.1.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (3) 漢字コード/外字コード シフトJISの第 1水 準 /第 2水 準 をサポートしています。 また、外 字 は各 漢 字 フォント毎 に最 大 128 文 字 まで登 録 できます。 シフト JIS 第 1水 準 (0x8140∼0x84FC) (0x889F∼0x989E) 第 2水 準 (0x989F∼0x9FFC) (0xE040∼0xEAFC) 外字 (0xEB40∼0xEBC0) ※ 2 バイト目 が、7F のコード(例 :0xEB7F)は存 在 しません。 2B 目 00 10 20 30 40 50 60 70 80 90 A0 B0 C0 D0 E0 F0 1B 目 00 10 20 30 40 50 60 70 80 40 80 98 9F FC 9F 第 1水 準 81 84 88 90 A0 B0 C0 D0 E0 7E 第 1水 準 第 1水 準 第 1水 準 第 2水 準 第 2水 準 40 7E 80 C0 第 2水 準 第 2水 準 E0 外 字 外 FC 字
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.2.2.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.2.3.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.2.4. マルチフォント表示 1画 面 に表 示 可 能 な文 字 フォントは以 下 の3系 統 (モード)に別 れています。 各 モード内 での混 在 表 示 は可 能 ですが、複 数 モードの混 在 表 示 はできません。 フォントモード 6 ドットモード 縮 小 フォント 半 角 フォント 全 角 フォント (6 × 6) ANK (6 ×12) ANK/縦 強 調 ANK (12×12) 漢 字 8 ドットモード 縮 小 フォント 半 角 フォント 全 角 フォント (8 × 8) ANK (8 ×16) ANK/縦 強 調 ANK (16×16) 漢 字 10 ドットモード 縮 小 フォント 半 角 フォント 全 角 フォント (10×10) ANK (10×20) ANK/縦 強 調 ANK (20×20) 漢 字 2.2.5.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (2) 互換モードB ・ 6dot 系 →8dot 系 /8dot 系 →10dot 系 に内 部 で自 動 的 に切 り替 えて表 示 します。 ・ 表 示 文 字 は最 適 なサイズで表 示 されますが、以 下 の制 約 および注 意 が必 要 です。 ※ ユーザ/外 字 フォント:フォントサイズ/ビット並 びの変 換 ツールを提 供 します。(PC側 で変 換 が必 要 ) また、サイズ変 換 ツールでは最 適 な文 字 イメージにはならない場 合 があります。 ※ グラフィック描 画 は互 換 性 なし。(アプリケーションプログラムの修 正 が必 要 ) 6*6dot 8*8dot 16桁 8行 16桁 8行 8*8dot 10*10dot 12桁 6行 12桁 6行 センタリングするため 左右4dot/上下2dot空き モード時 の表 示 行 桁 数 モード 6ドット 8ドット フォント(サイズ) 縮 小 ANK 標 準 ANK 漢字 縮 小 ANK 標 準 ANK 漢字 ( 6× 6) ( 6×12) (12×12) ( 8× 8)
DT-900 ソフトウェア解 説 書 ② カーソルの大 きさ カーソルの大 きさ 12 ドットモード 6×12 ドット 16 ドットモード 8×16 ドット 20 ドットモード 10×20 ドット ③ カーソル形 状 カーソル形 状 非表示 ブロックカーソル カーソル位 置 をカーソルサイズ分 白 黒 反 転 表 示 します アンダーライン カーソル位 置 にカーソル幅 分 の下 線 を XOR 表 示 します 21
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.3. カーソル制御 2.3.1. 文字表示時のカーソル動作 文 字 はカーソル位 置 から表 示 され、1 文 字 表 示 毎 に 1 つ右 の文 字 位 置 にカーソルが移 動 します。 文 字 によるカーソル動 作 半角文字 Aを表 示 A 2 つ右 のキャラクタ座 標 に移 動 全角文字 Aを表 示 ※ 網 掛 け部 分 がカーソル位 置 です。 カーソルの大 きさは、縮 小 ANK と同 じです。 2.3.2.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.3.3. 制御コード 以 下 の制 御 コードを使 用 することができます。 制 御 コード CR(0x0D) LF(0x0A) ・ カーソルを行 の左 端 に移 動 させます。 ・ カーソルを 1 行 下 に移 動 します。 ・ 最 下 行 表 示 中 の場 合 は、改 行 の抑 止 /スクロールの抑 止 に関 わらず 表 示 中 の文 字 列 の高 さ分 スクロールアップします。 NULL(0x00) ・ 文 字 列 の終 端 を現 します。(表 示 されません) ESC(0x1B) ・ ESC シーケンス制 御 に使 用 します。 2.3.4.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.3.6.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.3.9.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 20×20 ドットフォント b7 b0 b7 b0 b7 b0 未使用部分 ・バイト毎 に,太 い矢 印 に従 ってならべます 20×20 ドットフォント=20byte×3 列 合 計 60byte 26
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.3.10.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (2) ユーザフォントファイルの構造 ① 半角文字 文 字 コード 0x00 から 0xFF までのビットパターンを連 続 して配 置 します。(最 大 256 文 字 分 ) 1 文 字 目 (0x00) 2 文 字 目 (0x01) 3 文 字 目 (0x02) n文 字 目 (0xXX) ファイルの最 終 ファイルの先 頭 ・0x00(NULL),0x0A(LF),0x0D(CR),0x1B(ESC)は、制 御 コードとしての動 作 を行 います。 (フォントファイルは上 記 コードの部 分 を含 めて作 成 します) ・上 記 以 外 のコードは全 てユーザ登 録 されたフォントが表 示 されます。 フォント 6 ドット縮 小 ANK フォント 6 ドット標 準 ANK フォント 8 ドット縮 小 ANK フォント 8 ドット標 準 ANK フォント 10 ドット縮 小 ANK フォント 10 ドット標 準 ANK フォント バイト/1文 字 (6×6) (6×12) (8×8) (8×16) (10×10) (10×20) 6 バイ
DT-900 ソフトウェア解 説 書 フォント 6 ドット漢 字 フォント 8 ドット漢 字 フォント 10 ドット漢 字 フォント バイト/1文 字 (12×12) (16×16) (20×20) 24 バイト 32 バイト 60 バイト 最大登録数 ファイル容 量 7,393 文 字 7,393 文 字 7,393 文 字 177,432 バイト 236,576 バイト 443,580 バイト 全 角 のユーザ登 録 フォントファイルは以 下 のように取 り扱 われます。 パソコン ダウンロード DT−900 ファイル領 域 全 角 フォント ファイル ・ ユーザフォントを表 示 する毎 に、表 示 するユーザフォントをファイル領 域 より取 得 (ファイルアクセス)します。 ③ 文 字 のビットパターン 外 字 フォントと同 様 です。 (「2.3.9 (2) 文 字 のビットパターン」を参 照 してください) ④ フォントファイルについて 外 字 フォントと同 様 です。 (「2.3.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.4. キー部 2.4.1.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.4.2. キーの種類 キーは、以 下 の8種 類 に分 類 できます。 キー テンキー 0∼9、・、ENT 制 御 キー S,BS,CLR,PW マルチファンクションキー L,R ファンクションキー F1∼F8 トリガキー T1,T2 編 集 キー BS,CLR,SP,DEL,−,+,←,→ INIT スイッチ 2.4.3.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.4.4.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.4.10. 文字列の編集 文 字 列 (数 字 列 )入 力 中 は、編 集 キーを使 用 して文 字 列 (数 字 列 )を編 集 することができます。 2.4.11. 文字列入力時の編集処理 キー BS CLR ← → 数値入力時の編集処理 キー BS CLR +(プラス) −(マイナス) ・(小 数 点 ) 2.4.13. 能 カーソル前 の 1 文 字 を削 除 します 入 力 された文 字 を全 て削 除 します カーソルを 1 文 字 分 左 に移 動 します カーソルを 1 文 字 分 右 に移 動 します (入 力 文 字 列 がある範 囲 内 のみ移 動 します) カーソル上 の 1 文 字 を削 除 します(キー割 当 て時 のみ) DEL 2.4.12.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (2) 特記事項 入 力 禁 止 状 態 の有 効 範 囲 入 力 禁 止 中 状 態 の表 示 入 力 禁 止 に設 定 されているキーの押 下 入 力 禁 止 中 状 態 に設 定 する方 法 2.4.14.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.5. ファイルシステム A ドライブ(RAM)のファイルシステムとして、FATファイルシステムと DT-700 互 換 ファイルシステムの2つのモードを提 供 します。 両 システムは同 時 には使 用 する事 はできず、ドライブのフォーマット時 に選 択 します。 ドライブ未 フォーマット時 は、FAT ファイルシステムフォーマットのみでフォーマット可 能 です。 また、FROM デバイスを使 用 した B ドライブを提 供 します。 B ドライブは、モデルによって容 量 が異 なり、M50、M51の場 合 はサイズが576KBで、追 加 書 き込 みのみ可 能 です。 M60、M61の場 合 はサイズが6.3MBで、通 常 のディスクとして読 み書 き可 能 です。 2.5.1. ドライブ構成 ・A ドライブ: RAMドライブ ・B ドライブ: FROMドライブ 2.5.2.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.5.3.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.6. 通信インタフェース 赤 外 線 ,PHS無 線 (オプション・予 定 ),シリアル(14Pin)の3つの通 信 インタフェースがあります。 インタフェース 赤外線 シリアル PHS 18Pin 規格 データ転 送 速 度 同期 方式 IrDA Ver.1.2 準 拠 2400∼115.2Kbps 調 歩 +CASIO オリジナルIr シリアル(5Vレベル) 1200∼115.2Kbps 調 歩 14Pin シリアル 1200∼38.4Kbps 調 歩 信号 データ 長 パリティ ストップ ビット SD,RD 8bit NONE 1bit SD,RD,RS,CS,CD,ER,DR,CI, GND SD,RD,RS,CS,CD,ER,DR,CI, EXTRES,WAKEUP,VPHS,GND 7bit 8bit 7bit 8bit NON,ODD,EVEN 1bit,2bit NON,ODD,EVEN 1bit,2bit ※同 時 に複 数 の通 信 インタフェースを使 用 することはできません。 2.6.1.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (7) DR/CS/CDタイムアウト監視値の設定 DR、CS、CD信 号 のタイムアウト監 視 値 を設 定 します。 (8) RS信号のON/OFF RS信 号 をON/OFFにします。 (9) ER信号のON/OFF ER信 号 をON/OFFにします。 (10) ER/RS信号のON/OFF ER/RS信 号 をON/OFFにします。 2.6.3. 受信バッファ管理機能 (1) 受信バッファのクリア 受 信 バッファのポインタを初 期 状 態 にし、通 信 エラーステータス(パリティ、フレーミング、オーバーラン、バッファフル)を クリアします。 (2) 受信バッファステータスのリード 以 下 の受 信 バッファのステータスをリードします。 ・受 信 文 字 数 ・受 信 可 能 残 り文 字 数 ・受 信 バッファ先 頭 文 字 コード(次 読 出 し文 字 ) 2.6.4.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.6.5.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.7. 赤外線通信インタフェース 2.7.1. 概要 非 接 触 タイプの赤 外 線 通 信 インタフェースを搭 載 しており、IrDA(Infrared Data Association)規 格 Ver.1.2 に準 拠 して います。 赤 外 線 通 信 インタフェースによるPCとの通 信 は、IOボックスを介 して行 います。 赤 外 線 通 信 インタフェースの他 に、シリアルインタフェースを搭 載 していますが、同 時 使 用 はできません。 2.7.2. 物理通信仕様 項 目 信号線 転 送 速 度 (bps) パルス幅 変調方式 通信距離 照射角度 通信方式 データ長 パリティビット ストップビット プロトコル 仕 様 SD,RD 2400/9600/19200/38400/57600/115200 3/16ビット周 期 ベースバンド変 調 0∼20cm 30度 調歩同期式 半二重 8ビット なし 1ビット 下図参照 2.7.3.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.8. バーコード入力部 2.8.1.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.8.2.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.8.3. 出力フォーマットの設定 バーコードの種類 設定内容 CODE−39 初期状態 スタート/ストップキャラクタの出力の有無 Full ASCII変換の有無 スタート/ストップキャラクタの出力の有無 UPC−Aの復元コードの出力の有無 ASCIIデータ出力種別 NW−7 UPC−E CODE−128 出力あり 変換なし 出力あり 出力なし ASCII変換後データ 2.8.4. 終了コードの設定 バーコードデータの最 後 に付 ける制 御 コードの設 定 ができます。(CR、LF、CR+LF の3種 類 から設 定 可 能 です) 2.8.5.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.8.7.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.8.8.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.8.11. 動作モードの設定/参照 バーコード入 力 の動 作 モード設 定 /参 照 には、以 下 の項 目 があります。 ・読 取 り可 能 コード設 定 ・読 取 り桁 数 の設 定 ・読 取 り方 式 の設 定 ・読 取 り動 作 設 定 ・出 力 フォーマット設 定 ・終 了 コード設 定 ・読 取 り完 了 時 のブザー/LED制 御 の設 定 ・読 取 りコード格 納 先 の参 照 注意事項 ① バーコード読 取 りを行 っている最 中 の動 作 モード設 定 による誤 動 作 を防 止 するために、オープン中 の動 作 モード設 定 を禁 止 します。 また、動 作 モード設 定 時 、OBRバッファ内 にデータが残 っていないようにして下 さい。 ② 設 定 パラメータ内 にエラーを発 見 した場 合 、そのパラメータについては無 効 としますが、引 き続 きパ ラメータ設 定 の処 理 を行 います。 (パラメータ内 にエラーがあった場 合 、パラメータエラーを返 します。) 2.8.12.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.8.14. 設定ファイル 設定ファイル『CONFIG.OBR』にて、NW-7、CODE39 の読み取りレベルの設定が行えます。 下記の書式のファイルを DT-900 の A ドライブもしくは B ドライブのルートディレクトリに格納しておく と、アプリケーション起動時に設定が反映されます。 CONFIG.OBR の書式 ; DT-900 CONFIG.OBR ; Copyright(C) 2000 CASIO COMPUTER CO.,LTD. All rights reserved. NW7LEVEL=n ; ; CODE39LEVEL=n ; ; ; NW-7 読 み取 りレベル n = 0(甘 い)∼3(厳 しい) 省 略 時 は 2 となります ; CODE-39 読 み取 りレベル n = 0(甘 い)∼3(厳 しい) 省 略 時 は 2 となります コメント以外は半角英数字を指定してください。 大文字、小文字の区別はありません。 A ドライブおよび B ドライブのルートディレクトリに CONFIG.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.9. ユーザインタフェース 2.9.1.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (3) 電源通知モード設定/解除 通 知 モードが指 定 された時 は、指 定 されているイベントを設 定 します。 通 知 モードが設 定 されている時 と解 除 状 態 (通 常 処 理 )では処 理 が異 なります。 以 下 の項 目 の通 知 が可 能 です。 No 1 名 称 通常処理 電 源 OFF 処 理 6 電 源 OFFキー (LB5) 主 電 池 なし 電池蓋外し (LB0) APO (LB4) 主電池電圧低下警告 (LB1) 副電池電圧低下警告 (LB2) IOボックス接 続 7 CI信 号 検 出 2 3 4 5 通 知 モード処 理 通 知 タイミング 電 源 OFF しない イベント設 定 電 源 OFF 処 理 イベント設 定 発生時 発生時 何 もしません 電 源 OFF しない イベント設 定 シンボル表 示 イベント設 定 シンボル表 示 イベント設 定 イベント設 定 発生時 何 もしません イベント設 定 CI信 号 受 信 時 電 源 OFF 処 理 電 源 OFF 処 理 シンボル表
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.9.2. ユーザ通知項目 ユーザ通 知 項 目 LB 関 係 主 電 池 なし/電 池 蓋 外 し (LB0) 主電池電圧低下 (LB1) 副電池電圧低下 (LB2) 自 動 電 源 OFF(APO)発 生 (LB4) PW キー押 下 (LB5) IOボックス検 出 通信関係 CI 信 号 検 出 キー関 係 ファンクションキー(F1∼F8) バーコード読 取 り完 了 マルチファンクションキー(L,R)押 下 2.9.3.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.9.4. イベントフラグ 通 知 モード中 に通 知 事 象 が発 生 した場 合 、ユーザアプリケーションが指 定 した ID のイベントフラグを ON にします。 イベントフラグ種 類 LB イベント内 容 ①主 電 池 なし ②主 電 池 電 圧 低 下 ③副 電 池 電 圧 低 下 ④自 動 電 源 OFF ⑤PWキー押 下 ①ユーザファンクションキー0∼9 ②マルチファンクションキー(L,R) ①IOボックス装 着 検 出 ②CI信 号 検 出 キー その他 (LB0) (LB1) (LB2) (LB4) (LB5) (個 別 通 知 ) (個 別 通 知 ) 2.9.5.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.10. タイマ/ブザー 2.10.1. 概要 (1) タイマ 2つのタイマがをサポートされます。 タイマ タイマ 1 (最 小 1sec) タイマ 2 (最 小 31.25msec) (2) ブザー 2種 類 のブザーがサポートされます。 ブザー エラービープ音 サウンド音 発 生 キークリック音 発 生 ※ 鳴 らす/鳴 らさない、音 の大 きさ(オフ/小 /中 /大 )は、「動 作 環 境 メニュー」または、システムデータ管 理 が提 供 する関 数 で設 定 できます。 2.10.2.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (2) タイマ2 指 定 した時 間 経 過 毎 に指 定 されているイベントフラグの指 定 ビットを ON にします。 項 目 仕 最小単位 最大 誤差 最大登録数 タイムアウト時 の処 理 様 31.25 ミリ秒 115200(1 時 間 ) 要 求 時 間 +(最 大 31.25 ミリ秒 ) 10 指 定 時 間 経 過 毎 に、指 定 されたイベントフラグの指 定 ビットを ON(1)にします 【使 用 例 】 ユーザアプリケーション イベントフラグクリア タイマ関 数 タイマ 2 を 32(1 秒 )で登 録 31.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.11. 提供ユーティリティ 2.11.1.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (2) システムメニュー画面遷移 AP キドウ システムメニュー 1:AP キドウ 2:モードセット 3:ヒヅケ/ジコク セット 4:テンソウ 5:バージョン ドウホウインストール ジュシン(IR) 1 xxxxxxxx.xxx |**********| 100% キドウシテモヨロシイ 1 デスカ ? ENT:ハイ CLR :イイエ モード セット 1:カンキョウ 2 2:ヒョウジモード 3:バーコード 4:ID セッテイ 2 ジュシン ドライブ 1 1:A ドライブ 2:B ドライブ AP インストール ジュシン(IR) xxxxxxxx.xxx |**********| 100% 1or2 (マルチドロップ指定時のみ) 3 ヒヅケ/ジコク 1998/12/06 10:10 3 コキサクセイ 1 ソウシン 2 ジュシン 3:ドライブ A コキサクセイ ソウシン(IR) xxxxxxxx.xxx |**********| 100% 1 1998/12/06 10:10 コキサク
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2 1 5 プロトコル 1:FLINK 2:マルチドロップ 1 ツウシン ポート 1 1: IR 6 2:シリアル(14PIN) (シリアルインターフェース) ツウシンソクド 1 (KBPS) 1:1.2 6: 38.4 7 2:2.4 7: 57.6 3:4.8 8:115.2 4: 9.6 5:19.2 (IR:赤外線) ツウシンソクド 1 (KBPS) 1:2.4 6:115.2 2: 9.6 3:19.2 4:38.4 5:57.6 <> 5 KCG OS:1.00 FROM OS:1.00 PATCH OS:1.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 2.11.2.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (2) 動作環境メニュー画面遷移 モード セット APOジカン カンキョウ 1:カンキョウ 2:ヒョウジモード 3:バーコード 4:IDセッテイ 1 1:APOジカン 2:ABOジカン 3:キークリックオン 4:ブザオン 10 15 オン ショウ 1 10 00-59 ( )フン ABOジカン 2 15 00/10-59 ( )ビョウ キークリックオン 3 1 1:オン 2:オフ ブザオン 4 1 1:ショウオンリョウ 2:チュウオンリョウ 3:ダイオンリョウ 4:オフ レジューム 9 1:フォントモード 2:メッセージ ニホンゴ 1:オン 2:オフ フォント モード ヒョウジ モード 2 1 1 1:サイズ 2:タイプ フォント サイズ 8ドット ヒョウジュン メッセージモード 2 バーコード 3 1:ヨミトリカイスウ 1 2:ショウゴウカイスウ 3 3:タイムアウト カイスウ カイスウ 1-9 ( ) サイダイ 1-9 ( ) O
DT-900 ソフトウェア解 説 書 1 IDセッテイ ソウチ ID XXXXXX 4 1:ソウチ ID 2:ダイリテン ID 1 ID NO ( ) 入力+実行 ENT:ハイ CLR :イイエ ダイリテン ID ダイリテン ID 2 ID NO ( IDバンゴウ XXXXXX セッテイ シテモ ヨロシイ デスカ ? ) 入力+実行 ID NO (******) *ネンノタメ サイド ニュウリョク シテクダサイ 59
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (3) OBR キャリブレーション キャリブレーション開始画面 OBR キャリブレーション トリガーキーヲ オシテクダサイ. ・トリガーキー押下により発光幅調整用データの取得を開始します。 ・クリアキー押下により終了します。 トリガ-:カイシ クリア :シュウリョウ トリガーキー押 下 発光幅制御用データ取得画面 OBR キャリブレーション ジッコウチュウ......
DT-900 ソフトウェア解 説 書 3. 拡張機能 3.1. PHS データ通信 オプション予 定 3.2.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 4. アプリケーションの開発 4.1. 開発機器の構成 4.1.1. ハードウェア環境 対応PC:NEC PC9801 IBM PC/AT 詳細は、SH−Cコンパイラマニュアルを 参照してください。 4.1.2.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 4.2. アプリケーション開発の流れ PC エディタ ① エディタを使 ってソースプログラムを作 成 します。 SH−C漢 字 コード変 換 ② 作 成 したソースファイルを、SH−C漢 字 コード変 換 するプログラムに通 します。 ソースファイル SHシリーズCコンパイラ 関 数 群 定 義 フ ァイル ③ 変 換 後 のソースファイルと関 数 群 定 義 ファイルより、オブジェクトファイルを作 成 します。 オブジェクトファイル Hシリーズリンケージエディタ SH−C標 準 ライブラリ ④ 作 成 したオブジェクトファイルとSHのC標 準 ライブラリから、 ロードモジュールを作 成 します。 ロードモジュール ⑤ ロードモジュールをSタイプオブジェクト変 換 ツールで、 ダウンロード用 データ形 式 に変 換 します。(CNVS.EXE) オブジェクト変 換 Sタイプオブジェクト (*.MOT,*.MAP) APCNVY.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 4.3.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (3) PC 接続(ベーシックIOボックス) ベーシックIOボックス RS-232C マルチドロップ RS-485 DT-500(連 鎖 不 可 ) 最 大 連 鎖 可 能 台 数 =16台 (マルチドロップのみ) (4) PC 接続(LAN:マスタ+サテライトIOボックス) マスタIO LAN サテライトIOボックス 10BASE-T FLINK RS-422 O I ( B U H 最 大 連 鎖 台 数 = 23台 T E S A B 0 1 RS-422 ) RS-422 最 大 連 鎖 可 能 台 数 =8台 (5) 本体間接続(IrDA) )))))))))))))))) ((((((((((((((((( IrDA 1.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (6) PC 接続(ベーシックIOボックス/DT-700 用IOボックス混在) ベーシックIOボックス/DT-700 用 IOボックス混 在 RS-232C マルチドロップ RS-485 最 大 連 鎖 可 能 台 数 =16台 (7) PC 接続(IrDA) IrDA 1.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 5. PC ツール 本 プログラムは、サポートのためのツール集 です。 これらのプログラムは、DOS/V 機 の DOS 上 で作 動 します。 5.1. DT ファイルデータ変換機能 DT-900 のアプリケーションを DT-500 プロトコルでダウンロードできるファイル形 式 に変 換 します。 5.1.1. 機能 ・DT-500 プロトコルでの転 送 用 ファイルに変 換 する ・DT-500 ファイルの逆 変 換 ※ 入 力 ファイル指 定 はパス指 定 可 能 です。(パスが無 い場 合 はカレントディレクトリになります) 出 力 ファイルは入 力 ファイルと同 じパスに作 成 されます。 5.1.2. DTファイル変換 アプリケーション/パッチファイル(*.LODファイル)を、DT転 送 用 データファイル(XXXX.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 5.1.3. DTファイルの逆変換 DT転 送 用 ファイル(XXXX.DTF)を、情 報 エリアデータにより逆 変 換 を行 い、元 に戻 します。 ・バイナリフラグにより、逆 変 換 を行 います。 ・フィールド長 毎 のCR・LFは無 視 します。 ・付 加 スペースは変 換 の際 、無 視 します。 ・出 力 ファイルは情 報 エリアのファイル名 にてセーブします。 [指 定 オプション] ・入 力 ファイル名 逆 変 換 を行 うファイル名 指 定 して下 さい。 5.1.4.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 5.2. フォントエディタ機能 DT-900 で使 用 可 能 なフォントデータの編 集 を行 ないます。 5.2.1.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 5.3. フォントデータ変換機能 DT-700 で使 用 していたフォントデータを DT-900 用 に変 換 します。 ※ 表 示 互 換 モードBを使 用 する場 合 、自 動 的 に6ドットフォントを8ドットフォント/8ドットフォントを10ドットフォ ントに置 き換 えて表 示 しますので、ユーザフォントや外 字 フォントもこれに合 わせて8/10ドットのフォントを 用 意 する必 要 があります。 本 ツールでは、従 来 使 用 していた6/8ドットのフォントを8/10ドットの大 きさに変 換 する機 能 をサポートし ますので、表 示 互 換 モードBを使 用 する場 合 は、本 ツールによる変 換 が必 要 となります。 5.3.1.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (2) フォントデータサイズ変換 DT-700 との互 換 表 示 機 能 を使 用 する際 に必 要 な機 能 です。 互 換 表 示 機 能 により、DT-700 の6ドット系 フォントを8ドット系 フォントに、8ドット系 フォントを10ドット系 フォントに 自 動 的 に切 替 えて表 示 する際 、DT-700 で使 用 していた外 字 フォント/ユーザフォントのサイズを予 め変 換 する必 要 があります。 データ変 換 イメージ 分類 6 ドット系 種類 DT-700 フォントデータ 縮 小 ANK 変 換 後 のフォントデータ bit0 1byte b7 b0 b7 total:8 バイト b0 1byte bit7 total:6 バイト 標 準 ANK bit0 1byte 1byte bit7 bit0 2byte bit7 total:12 バイト 漢字 bit0 b0 b7 total:16 バイト b0 2byte b7 b0 b7 total:32 バイト b0 2byte b7 b
DT-900 ソフトウェア解 説 書 ※フォントサイズ変 換 は、オプション指 定 により2つの変 換 が可 能 です。 1:フォントイメージを拡 大 する機 能 フォントイメージを特 殊 な規 則 で拡 大 しますので、多 少 、フォントがみづらくなる場 合 があります。 ※拡 大 後 のフォントイメージを微 調 整 するためのツールとして、フォントエディタ(FONTEDIT.EXE)を提 供 します。 あ → あ 2:フォントイメージはそのままの大 きさでフォントデータサイズのみを拡 大 フォントイメージはそのままですので、拡 大 して余 った部 分 のデータは00h(白 )になります。 あ → あ 5.3.2. 動作環境 ANSIを使 用 しますので、ANSIドライバが必 要 となります。 5.3.3.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 5.4. KCG チェックサム生成機能 フォントイメージデータのサム値 を計 算 し、ヘッダ情 報 にその値 を付 加 します。 5.4.1. 機能 フォントイメージデータのサム値 を計 算 し、ヘッダ情 報 として格 納 します。 入 出 力 ファイルのエラーチェック(OPEN/READ/WRITE/CLOSE/KCB/ファイルの妥 当 性 )。 入 出 力 ファイル指 定 はパス指 定 可 能 (パスが無 い場 合 はカレント)。 5.4.2.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 6. トラブルシューティング 6.1. 電源 ON 時のエラー 電 源 を ON にすると、本 体 内 RAM、FROM のチェック処 理 を行 ないます。 異 常 が発 生 した場 合 、電 源 ON 処 理 を中 止 し、赤 LED の点 灯 と、エラーメッセージ表 示 を行 ないます。 6.1.1.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 6.1.3.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 6.2. システムエラー システムエラーが発 生 した場 合 、全 ての処 理 を中 止 し、エラーメッセージ表 示 を行 います。 6.2.1. エラーメッセージ表示 SYSTEM ERROR ・ ERR,KIND,CODE は、それぞれの状 態 を示 します。 ERR : XXXXXXXX KIND: XXXXXXXX CODE: XXXXXXXX Push PW Key PW キーの押 下 にて、電 源 を OFF にします。また、一 定 時 間 (5 分 )無 操 作 の場 合 も電 源 を OFF にします。 ※ システムエラーの解 除 INIT-SW によるリセット立 ち上 げまたは、OS ロード後 の立 ち上 げにより解 除 されます。 6.2.2.
DT-900 ソフトウェア解 説 書 6.3. 通信ユーティリティ使用時のエラー 6.3.1. FLINK (1) ファイル転送画面 表 示 メッセージ(Ⅰ) ドウホウ インストール ジュシン(IR) xxxxxxxx.xxx イジョウシュウリョウ xxxxxxxx (BIOS) xx xx xxxx(PROT) |******....
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (1) エラー情報の取得一覧 ① エラー種 別 (1 バイト) 送 信 権 局 種 別 (送 信 権 局 /被 送 信 権 局 ) 0:送 信 権 局 1:被 送 信 権 局 予約 動 作 モード種 別 (HTモード/PCモード) 0:HTモード 1:PCモード エラー検 出 局 0:自 局 1:相 手 局 ② コマンド種 別 値 意味 00 01 02 03 04 05 06 07 08 該 当 コマンドがありません ファイル転 送 情 報 コマンド ファイル情 報 コマンド ファイル受 信 要 求 コマンド ファイル追 加 コマンド ファイルデータコマンド ファイル削 除 コマンド ファイル移 動 コマンド ディレクトリ作 成 コマンド 09 0A 0B 0C 0D 0E 0F 10 11 12 日 付 時 刻 設 定 コマンド 日 付 時 刻 取 得 コマンド メッセージ表 示 コマンド ブザー鳴 動 コマンド ファイル情 報 取 得 コマンド ファイル情 報 設 定 コマンド ディスク情 報 取 得 コマンド システム情 報 取 得 コマンド I
DT-900 ソフトウェア解 説 書 ③カテゴリーコード・エラー詳 細 コード カテゴリ コード エラー 詳 細 コード 00 DC∼F5 F6 F7 F8 F9∼FF 01 00 00 00 00 00 − 00 01 03 04 05 07 08 10 00 00 04 10 意味 正常状態 プロトコルエラー ファイルエラー ユーティリティ エラー 01 02 03 04 05 06 07 08 09 0A 11 20 0B 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 0A 0B 0C 0D 00 01 ファイルエラー [ファイル関 数 ] システム メニュー 通 信 エラー 02 03 04 0F 0x 1x システム異 常 エラー 正常終了 フォーマット指 示 コマンド(A∼Z) 電 源 OFF 終 了 通 知 リセット指 定 終 了 通 知 中 断 キーによる終 了 通 知 予約領域 受 信 フレームファンクションコード未 定 義 エラー 受 信 フレームサブファンクションコード未 定 義 エラー 受 信 フレームチェックサムエラー シーケン
DT-900 ソフトウェア解 説 書 6.3.2. マルチドロップ/DT-500 (1) ファイル転送画面 ファイルテンソウ ジュシン(IR) xxxxxxxx.xxx 060% |******....
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (2) エラー情報の取得一覧(マルチドロップ) ①エラー詳 細 値 00 01 02 03 04 : 21 22 23 24 25 26 : F1 F2 : FF 意味 該 当 するコマンドがありません 同 期 コード ポーリングコマンド EOTコード (未 使 用 ) : ファイル送 信 要 求 コマンド ファイル受 信 要 求 コマンド ファイル送 信 開 始 要 求 コマンド ファイル転 送 情 報 通 知 コマンド ファイル内 容 転 送 コマンド (未 使 用 ) : 画 面 表 示 メッセージ送 信 コマンド (未 使 用 ) : (未 使 用 ) ②エラー状 態 値 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 0A 0B 0C 0D 0E 0F 10 11 12 13 14 15 16 17 18 : 40 41 : FE FF 意味 エラーは発 生 していません 該 当 関 数 の使 用 フェーズ誤 り(通 信 は継 続 ) ファイルIOエラー CPU のクロック切 り替 えエラー データリンクエラー データリンクエラー(主 局 拒
DT-900 ソフトウェア解 説 書 (3) エラー情報の取得一覧(DT-500) ①エラー状 態 値 00 02 32 33 34 35 37 38 3B 40 46 47 FD FE FF 意味 エラーは発 生 してません パラメータエラー ファイルタイプが間 違 っています 受 信 テキストのフォーマットが正 しくありません ファイル名 か正 しくありません ファイルが見 つかりません オープンエラー ファイル名 が受 信 ヘッダーのものと異 なっています レコード数 が、定 義 された最 大 値 を越 えました IDが設 定 されてません 通 信 プロトコルエラーが発 生 しました(タイムアウト) 中 断 キーが押 下 されました ファイルIOエラー 受 信 APのエラー(メモリアドレス等 ) 上 記 以 外 のエラー。通 信 関 数 でのエラーであり、通 信 関 数 エラーを参 照 してください 注 意 ・ファイルIOエラーと通 信 関 連 のエラーが発 生 した場 合 には通 信 関 連 のエラーが優 先 して表 示 されます。 82
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