User manual - PPPライブラリ解説書ver.1.01(2003年2月7日)

DT-900 PPP ライブラリ解説書
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5. 環境ファイル
環境ファイルは A:¥USNET_DT.CFG です。Ninit 関数実行時に参照されます。
5. 1.PPP で必要となるデータ
相手先 TEL 番号(最大 40 桁、2 件まで)
必須項目です。最大 2 項目の設定が可能です。
1 件目の電話番号につながらない場合は、2 件目の記述が有れば 2 件目の電話番号にダイヤ
ルを試みます。
認証形態(無し、PAPCHAP
必須項目です。
認証ユーザ名(最大 30 文字)
認証が PAP または CHAP の時、必須項目です。
アプリケーションで認証ユーザ名(PPP_USER)を設定した場合、この項目内容は使用されませ
んが、ダミーとしてこの項目は必要です。
ユーザ名にスペースは使用できません。
認証パスワード(最大 20 文字)
認証が PAP または CHAP の時、必須項目です。
アプケーョン認証ワード(PPP_PSWD)を設定した場合、この項目内容は使用されませ
んが、ダミーとしてこの項目は必要です。
パスワード文字列は必ずダブルクォーテーション(“)で囲みます。(パスワードの文字列にダブル
クォーテーションの使用は不可です。)
IP アドレス
認証が PAP または CHAP の時はオプションで、認証が無しの時、必須項目です。
IP アドレス、サブネットマスクを設定した場合、そのアドレス情報を使用します。設定しない場
合、サーバより取得します。
サブネットマスク
IP アドレス項目を設定した時、必須項目です。
ドメインネームサーバ IP アドレス
[DNS 機能]
DNS IP アドレスを指定します。
IP アドレスに 0.0.0.0 と指定した場合、DNS IP アドレスを PPP 接続時に
サーバより自動的に取得します。
[名前による指定機能]
直接 IP アドレスを指定していた PPP 関数について、DNSに登録してある名前での
指定が可能です。
初期化 AT コマンド(最大 50 桁)
必須項目です。
初期化コマンド送信後「エコー有り、リザルドコード文字列(ATE1V1)」が送信されます。
ダイヤル AT コマンド
必須項目です。