User manual - LAN IO ボックス解説書ver.1.01(2002年9月11日)
8
3. 設置
TCPIP を使用するために、IPアドレス、ポート番号、デフォルトゲートウェイ、サブネットマスク等を設定します。
これらのデータをIPデータと総称します。
3.1. 出荷時設定
IPデータの出荷時設定は下表の様になっています。
内容 値
IOBOXのIPアドレス 192.168.1.1
ホストのIPアドレス 192.168.1.64
IOBOXのポート番号 54021
ホストのポート番号 50021
デフォルトゲートウェイ 0.0.0.0(使用しない)
サブネットマスク 255.255.255.0
3.2. IPデータの設定方法
IPデータの設定方法には、ハンディターミナルから IrDA 経由で設定する方法と、PCから TCPIP 経由で設定する方法がありま
す。
(1)ホストからのIPデータ書換え方法
・ホストがクライアントとして、IOBOXに接続します。
・ホストからIPデータ転送コマンドを発行します。
・ハンディターミナルと通信中は書き換える事はできません。
(2)ハンディターミナルからのIPデータ書換え方法
・ハンディターミナルから IrDA を使用して IOBOX のIPデータを書き換えます。
(3)ハンディターミナルからの一時設定モード
・ ハンディターミナルから IrDA を使用して IOBOX が接続するホストのIPアドレスとポート番号を
一時的に変更します。
・通信終了後は、IOBOXに設定されているIPデータで動作します。
注)本機では、各設定値(ホスト側及びIOBOX側のIPアドレス、デフォルトゲートウェイ、デフォルトサーバ)に0を指定すること
が出来ません。
指定データに0が含まれていた場合、データの書込み時に IOBOX はエラーを返します。