User manual - LAN IO ボックス解説書ver.1.01(2002年9月11日)
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1.3.2. 充給電機能
・充電池付きハンディターミナルに充電を行ないます。(乾電池装着時には充電は行いません。)
・ハンディターミナルに給電を行ないます。
1.3.3. IPアドレス、ポート番号設定機能
・イーサネットライン及びハンディターミナルから、IOBOXのIPアドレス、ポート番号、ホストのIPアドレス、ポート番号
デフォルトゲートウェイ、サブネットマスクの設定が可能です。
1.3.4. ファームウェアダウンロード機能
・保守用3ピン又は、イーサネットラインを通じで、ファームウェアのダウンロードが可能です。
1.3.5. デバック・保守のための機能
・通信データのログ出力(フィールドでSEレベルで保守可能です。)
・ターミナル接続によるデバック(メモリダンプ等)
*注
IR-230 は、オリジナルプロトコルで、ハンディターミナルと IO BOX 間の通信にのみ用いられるものであり、データ通信を
230Kbps で行う事を除いて IrDA プロトコルと同様である。IR-230 対応のハンディターミナルとしては、DT-800 があります。
1.4. 特徴
・イーサネット接続により、多彩なシステム構成や高速な通信が可能。
・赤外線通信の標準プロトコルである、IrDA1.1規格を採用。
・ ハンディターミナル側は、従来の SCSI 版マスタ IOBOX やサテライト IOBOX 用の FLINK 手順をそのまま使用可能。
・ LMWIN ユーティリティにより、多くのハンディターミナルや IOBOX を同時に管理可能。
1.5. ハードイメージ
DT-966IO(DT-900 用)の概観イメージを以下に示します。