User manual - LAN IO ボックス解説書ver.1.01(2002年9月11日)
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10. 保守イメージ
10.1. 3ピンインターフェイスによる保守
保守用 3 ピンインターフェイスを使用して、ダンプの吸い上げや、トラブル調査が可能です。
イーサネット
ホストPC
3
ピ
ン
シ
リ
ア
ル
ケ
ー
ブ
ル
保守用PC
レベルコン
バータ
保守用 PC では、ターミナルソフトを起動してシリアル接続します。
Windows95/NT の場合、ハイパーターミナルが使用できます。
保守用 3 ピンシリアルポートの通信仕様は以下の通りです。
ボーレート 38400bps
パリティ なし
スタートビット 1
ストップビット 1
フロー制御 なし
保守用 PC ターミナルからは以下の操作ができます。
詳細は、コンソール機能仕様書を参照してください。
コマンド 機能
IRCM ON|OFF IrDA 部のトレース開始または終了指示
TCPIP ON|OFF TCPIP 部のトレース開始または終了指示
IRCM -Tn IrDA のマクロの種類と実行結果の表示
TCPIP -Tn TCPIP マクロの種類と実行結果の表示
VER IRCM IrDA モジュールのバージョン表示
VER TCPIP TCPIP モジュールのバージョン表示
D アドレス メモリ内容表示
E アドレス メモリ内容書き換え
GETSEG プログラムのセグメント取得
IP IPデータ表示
STATUS 受信パケット数/NIC の表示
10.2. TELNET による保守
LAN 経由で、IOBOX の IP アドレスのポート23番に TELNET で接続して、3ピンインターフェイスと同じ内容の保守ができます。
TELNET ポートへは、1ユーザのみ接続できます。