User manual - LAN IO ボックス解説書ver.1.01(2002年9月11日)
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9.2. IrDA を使用したIPデータ設定・読み出し
9.2.1. 動作
(1) ハンディターミナルと IrDA で接続後、ハンディターミナルからの指示待ちになります。この時にハンディターミナルからIPデ
ータ書き込みコマンドを送信することで、IPデータをIOBOXに設定できます。
(2) IPデータ設定後もハンディターミナルからの指示待ちになります。
以下に各種のパケットフォーマットを示します。なおワードデータは、リトルエンディアン(Lo,Hi の順)です。
送信データフォーマット
・IPアドレス書込みコマンドフォーマット
+0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +10 +11 +12 +13 +14 +15 ....
01
h
'X' 00
h
データ長 00
h
01
h
'1' xx
h
xx
h
xx
h
80
h
コマンド゙
長
'F' IPデータ チェック
サム
・xxh は任意のコード
・データ長はデータ長の次からチェックサムまでのバイト数。ワードで設定。
・コマンド長はIPデータ部の長さ。ワードで設定。
・チェックサムは、全データ(先頭の“01h”∼“IP データ”の終わりまで)をバイト加算
※
して、2の補数をとった値。 (2バイト)
※:桁あふれは、1バイト分保持するので加算結果は、合計2バイトで保持しておく。
・IPアドレス書込み応答フォーマット
+0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +10 +11 +12 +13 +14 +15 +16 +17
00
h
'X' 00
h
データ長
(0Dh,00h)
00
h
01
h
'1' 'I' 'O' 'E' 結 果
コード
コマンド長
(01h,00h)
'F' 結 果
コード
チェック
サム
・データ長は 0Dhが設定される。ワードで設定。
・コマンド長は結果コードの長さ(01h,00h)が設定される。
・チェックサムは、“送信データフォーマット“と同様に計算。(2バイト)
・結果コードには以下の内容が設定される。
0X01:パラメータエラー
0X03:書き込みエラー