User manual - LAN IO ボックス解説書ver.1.01(2002年9月11日)
13
6. 制限事項
6.1. サテライト連鎖接続における制限
6.1.1. 通信動作
サテライト IO BOX による連鎖接続時は、連鎖接続されている IO BOX 上のハンディターミナルの内、同時に1台のみ通信を
行うことが出来ます。従って1つのハンディターミナルの通信が完了してコネクションをクローズし次第順次通信を行います。
通信中にハンディターミナルを取り外すと、ハンディターミナルおよび IO BOX で直ちに通信エラーとなります。通信中の置き
換えも同様です。ただし、通信をしていないとき(通信待機中)は、エラーとなりません。
6.1.2. 通信速度
・サテライト連鎖している場合、マスタIOBOXの通信速度の最大値は230Kbps又は115.2Kbpsになり
ます。(4Mbpsでの通信はできません)
・サテライトが連鎖接続されている場合、全ての IO BOX の IR 速度は同一に設定されていなければなりません。
(マスタまたはサテライト(パッシブ動作)の IR 速度設定と異なる IR 速度の設定された IO BOX は、
それ自身通信が行えないだけでなく、他の通信を妨害します)
サテライト連鎖接続の延長距離
115.2Kbps 時 → 1Km
230.4Kbps 時 → 0.5Km