User manual - LAN IO ボックス解説書ver.1.01(2002年9月11日)
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5. サテライト連鎖接続時の通信動作
サテライト連鎖接続を行う場合、マスタ IOBOX の光入出力が延長されるイメージで動作します。何台かのハンディターミナルを
1台のマスタIOBOX+サテライト連鎖のシステムに同時に装着した場合、マスタIOBOXがネゴシエーションを行い、最初に通信
するハンディターミナルを選択します。したがって、同時に通信できるハンディターミナルは、マスタ IOBOX1 台に付き1台です。
他の通信していないハンディターミナルは、通信が完了するまで待機しています。通信が完了した時点で、再度ネゴシエーショ
ンが行われて次のハンディターミナルが選択されます。
この様子を以下に示します。
1.ある IO BOX と通信中
2.通信中に他の IO BOX 上に通信可能な状態のハンディターミナルが置かれる
3.最初の通信が終わり次第、局発見を行い、新たにハンディターミナルの置かれた IO BOX のどちらかが通信を開始
サテライト IO BOX およびハンディターミナルは ID 番号を必要としない。IrDA 手順によりマスタ IO BOX とハンディターミナルが
ネゴシエーションを行い動的に ID を割り振ります。
通信順序は IrDA 手順内の確率で決定されます。
マスタ
+
サテライト サテライト サテライト サテライト
ホスト
HT
マスタ
サテライト サテライト サテライト サテライト
ホスト
HT HT HT
マスタ
サテライト サテライト サテライト サテライト
ホスト
HT HT HT