User manual - Cライブラリ解説書ver.2.00(2003年2月7日)

DT-900 C ライブラリ解説書
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4.1.8. キーバッファ
本機のキーバッファは、以下に示すようなリングバッファ構成になっています。
属性 キーコード
取り込みポインタ
入力ポインタ
バッファ内データ数
キーバッファは指定した空間に設けることができます。初期化時、キーバッファサイズ/キーバッファ開始アドレスを
キー管理テーブルに設定しています。
キーバッファのサイズはバッファ内に格納できるキーコードの個数で、本機では128キー固定としています。
電源Off→On(レジューム立ち上げ)時、キーバッファはクリアされます。
ただし、めくり文字入力中の場合は、エコーバック表示とのずれを防ぐためクリアされません。
4.1.9. バックライト制御
バックライトはF8(BL)キーでON/OFFできます。バックライトON後、一定時間キー操作が行われない場合はABO(Auto
Backlight Off)します。ABOでバックライトが消えた場合、次のキータッチでバックライトはONします。
再度、F8(BL)キーの押下でバックライトOFFモードに移行します。
バックライトON/OFFの状態遷移を以下に示します。
バックライトONモード バックライトOFFモード
BL押下
ON 状態 OFF 状態
BL押下
ABO 発生 キー押下
(BL キー以外)
OFF 状態
図4.1 バックライト状態遷移図
キーコード格納
128 文字分