User manual - Cライブラリ解説書ver.2.00(2003年2月7日)

DT-900 C ライブラリ解説書
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4. キー部
4.1. 機能
4.1.1. キーモード
本機のキーモードは、数値入力モードと文字入力モードの2種類があります。
S キーの押下により入力モードの切り替えを行います。
文字入力モード時は、ハードアイコンで S シンボルが表示されます。
(1)数値入力モード
0∼9の数値、小数点入力、+、−、入力の確定キーの入力が可能です。
ただし、+キーは、ファンクションキー(F1∼F8)等にキーコード登録をした場合に入力できます。
(2)文字入力モード
英字(A∼Z、SP)、記号(−、$、/、+、%、:、*)、数値(0∼9、.)の入力が可能です。
英記号は、めくり入力になっています。
例) ABC
(3)キーモードの遷移
キーモードの遷移を以下に示します。
4.1.2. 1文字入力
アプリケーション指定位置に1文字入力を行います。アスキーコードが入力されるか終了条件を検出するまで待ちます。
アスキーコード確定後、アプリケーション指定位置にエコーバック(指定による)を行い戻り値として返却します。
7 ・・・・・・・ キーを押すたびに「A → B → C → 7」の順に候補が表示されます。
入力確定は、ENT キー、または、他のキーの入力で確定されます。
ただし、内部処理コードの場合は除きます。
数値入力モード
文字入力モード
S キー押下
S キー押下