User manual - Cライブラリ解説書ver.2.00(2003年2月7日)

DT-900 C ライブラリ解説書
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機能 ファイルの個数と総サイズの取得 関数名 fil_filesize
指定されたファイルの個数と総サイズを取得します。
また、指定によりサブディレクトリ下の検索も行うことができます。
指定ファイルが存在しない場合、正常終了(ファイルサイズ/個数=0)します。
≪C言語インタフェース≫
【コーリングシーケンス】
ER ercd = fil_filesize( B *path, struct cnt_and_size *buffer, UB find_sw );
【パラメータ】
B *path :検索ファイル名(指定方法は、open 関数参照。形式2のみ有効。ワイルドカード使用可)
FIL_SIZE *buffer :結果を格納するバッファ
【ストラクト構造】
typedef struct cnt_and_size{
UW cnt :該当するファイルの個数
UW size :ファイルの総サイズ
} FIL_SIZE;
UB find_sw :サブディレクトリ下の検索指定
FIL_SUBDIR_ON :サブディレクトリ下まで検索する
FIL_SUBDIR_OFF :サブディレクトリ下は検索しない
【リターンパラメータ】
ER ercd :リターンコード
【リターンコード】
E_OK :正常終了
E_NG :異常終了
E_PRM :パラメータエラー(APからCドライブを指定した場合)
≪備考≫
【異常終了要因】 ①ファイル/パス名異常(使用不可コード混在)
②パス長異常(128文字以上の指定)
③指定ドライブ未フォーマット
④指定ドライブ未搭載
⑤ドライブ指定外(D以上)