User manual - Cライブラリ解説書ver.2.00(2003年2月7日)

DT-900 C ライブラリ解説書
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機能 ファイルのライト 関数名 write
<低水準インタフェース関数>
ファイルにデータを書込みます。書込み位置は、書込めたデータ数だけ先に進みます。
正常終了した場合は、実際に書込めたデータバイト数を返します。
書込み途中でファイルデータ領域が満杯になった場合も正常終了します。
連続して戻り値が0となるような場合、満杯状態と判断して異常終了します。
≪C言語インタフェース≫
【コーリングシーケンス】
int ercd = write(int fileno, char *buf, unsigned int count) ;
【パラメータ】
int fileno :書込み対象のファイル番号
char *buf :書込み領域のポインタ
unsigned int count :書込みデータの要求バイト数
【リターンパラメータ】
int ercd :正常終了時は、実際に書込まれたデータバイト数
異常終了時は、リターンコードを返します
【リターンコード】
E_LOWERR :異常終了
・書込み異常
・ファイル未オープン
≪備考≫
読込み専用モードファイルに対し本関数を実行した場合、リターンパラメータ値は E_LOWERR を返します。