User manual - Cライブラリ解説書ver.2.00(2003年2月7日)
DT-900 C ライブラリ解説書
303
機能 FCHK リストファイルの生成 関数名 cu_fchklog_Create
【通信ユーティリティ : FLINK プロトコル】
指定複数ファイルのFCHKリストファイル(FCHK.LOG)を生成します。
FCHKリストファイルには、指定されたファイルに対する以下の情報が生成されます。
(1)ファイルのパス名(転送先ディレクトリ名を含む)、(2)作成日付、(3)作成時間、(4)ファイルサイズ、(5)指定された全ファイルのチ
ェックサムデータ、(6)FCHK リストファイル自身のチェックサムデータ
パラメータの指定により、画面にFCHKリストファイルの生成処理の進捗を示すグラフを表示できます。
≪C言語インタフェース≫
【コーリングシーケンス】
ER ercd = cu_fchklog_Create(H mode, B *fName, B *dir, B *listDir, H append,CU_GRAPHSET *graphSet)
【パラメータ】
H mode :ファイル指定モード (再帰呼び出しを行うかどうかを指定します。)
CU_TRANS_NORMAL :再帰呼出し無
CU_TRANS_RECURSIVE :再帰呼出し有
B *fName :転送元ファイル名 (複数指定およびワイルとカード指定可)
B *dir :転送先ディレクトリ名 (複数指定およびワイルドカード指定不可)
B *listDir :FCHK リスト生成ディレクトリ名(複数指定およびワイルドカード指定不可)
H append :アベンドオプション (既存の FCHK リストファイルに対する追加を指定します。)
CU_FCHK_CREATE :新規作成
CU_FCHK_APPEND :既存ファイルに追加
CU_GRAPHSET *graphSet :グラフ表示情報
【リターンパラメータ】
ER ercd :リターンコード
【ストラクト構造】
typedef struct{
H graphMode :グラフ表示モード
CU_GRAPH_ON_1 :リストファイル生成全体を 100%として表示します。
CU_GRAPH_OFF :表示しません。
(CU_GRAPH_OFF 設定時は以下のパラメータは、参照しません。)
H graphPos :ファイル名表示先頭行 (0∼11)
H graphCol :ファイル名表示先頭桁 (0∼25)
H graphName :ファイル名表示フラグ (全パス表示かファイル名のみかを指定します。)
CU_GRAPH_NM_PATH :全パス表示
CU_GRAPH_NM_FILE :ファイル名のみ
H graphLine :ファイル名エリア行数(1∼12)
} CU_GRAPHSET;
【リターンコード】
E_OK :正常終了
FCHK_NG01 :指定したパス名が見つからない
FCHK_NG02 :リストファイル作成エラー
FCHK_NG03 :FCHK.LOG が見つかりません
FCHK_NG0D :パラメータエラー
≪備考≫