User manual - Cライブラリ解説書ver.2.00(2003年2月7日)
DT-900 C ライブラリ解説書
248
①ファイル送信(cu_fileSend)
複数ファイルの送信を一括して行います。
送信先に指定ディレクトリが存在しない場合は、自動的に作成されます。
送信ファイルに対して以下のオプションを選択することができます。
(a)リードオンリーファイル強制ライトオプション
送信ファイルが、既に受信側にリードオンリーファイルとして存在していた場合、強制的にライトすることができ
ます。この指定が無い場合にリードオンリーファイルへのライトを行うと、エラーとなります。
(b)再帰呼び出し指定オプション
送信ファイルパス名で指定されたディレクトリ傘下の全てのファイルが転送対象となります。
指定ディレクトリ傘下にサブディレクトリが存在した場合はサブディレクトリ名を付加してファイルの送信を行い
ます。
(例)
[送信ファイル名] [送信先ディレクトリ名]
“A:¥SEND¥AAA.DAT” ”B:¥RECV¥”
(送信側ディレクトリ構成)
A:¥----SEND¥----SUB1¥------AAA.DAT B:¥---RECV¥---SUB1¥-----AAA.DAT
|-------SUB2¥------BBB.DAT |------AAA.DAT
|-------AAA.DAT
|-------BBB.DAT
(c)ワイルドカードの使用
送信ファイル名にはワイルドカード(*,?)を使用することができ来ます。
②ファイル追加(cu_fileAdd)
HT側ファイルを相手局側ファイルにアペンドすることがでできます。
相手局側に指定されたアペンドファイルが存在しない場合は、新規作成となります。
複数ファイルおよびワイルドカードの指定はできません。
③ファイル受信(cu_fileRecv)
複数ファイルの受信を一括して行うことができます。
受信ファイルに対して以下のオプションを選択することができます。
(a)リードオンリーファイル強制ライトオプション
受信ファイルが、既に受信側にリードオンリーファイルとして存在していた場合、強制的にライトすることができ
ます。この指定が無い場合にリードオンリーファイルへのライトを行うと、エラーとなります。
(b)再帰呼び出し指定オプション
受信ファイルパス名で指定されたディレクトリ傘下の全てのファイルが転送対象となります。
指定ディレクトリ傘下にサブディレクトリが存在した場合はサブディレクトリ名を付加してファイルの受信を行い
ます。
(c)ワイルドカードの使用
受信ファイル名にはワイルドカード(*,?)を使用することができます。