User manual - Cライブラリ解説書ver.2.00(2003年2月7日)
DT-900 C ライブラリ解説書
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バックアップシステム
FROMドライブは「データバックアップ」を実現するために用意されたもので、以下の想定に基づいています。
障害発生!
データバックアップ方法
・通常ファイルを扱うのと同じ方法でBドライブにアクセスし、必要なデータを追記方式でバックアップして下さい。
データ吸い上げ方法
・バックアップデータはBドライブのファイルとして存在しているため
1: システムメニューのファイル転送による吸い上げ
2: ファイル吸い上げ用アプリケーションによる吸い上げを行なって下さい。
業務継続方法
・バックアップドライブにアプリケーション/システムファイルを予め格納しておき、そこから起動するように設定してお
いて下さい。
注意事項
・バックアップ昨日を使う時は、必ず B ドライブをフォーマットする等によりドライブ内にファイルが存在しない状態から
使用して下さい。
※既に存在するファイルに対しての「削除」「クリエイト OPEN」が実行されると処理時間がかかるためアプリケーショ
ンの動作に支障をきたすおそれがあります。
・標準関数でのアクセスは禁止です。必ず低水準関数を使用して下さい。
・lseek によるファイルポインタの移動は read 時のみ有効です。write ポインタは常にファイルの最後にあり追記書込み
のみをサポートします。
・ファイル転送等により PC 側からファイルを格納した場合、ファイル日付は作成された日時となります。
B ドライブにダウンロード
業務開始
収集データを B ドライブにバックアップ
業務継続
・リセットスイッチ押下で復旧
・B ドライブから AP 起動
・バックアップデータを使用して業務再開
データ吸上
・B ドライブから吸上げ