User manual - Cライブラリ解説書ver.2.00(2003年2月7日)
DT-900 C ライブラリ解説書
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(8)ER OFF
ER信号をOFFにします。IrDAによる信号線のエミュレートとなります。
IrDAプロトコル規定のER信号OFFを指示するデータフレームを相手局に送信します。
このため、「データ書込み」機能と同様に送信バッファへの書込みを行います。
データ待ちの間およびデータ書込み後にLBエラー、ブレイクイベント、タイムアウトのチェックを行い、エラー時は直ちに
異常終了となります。
データ待ち時間の指定は、通信状態設定関数(Ir_State_Set)で行うことができます。
(9)RS ON
RS信号をONにします。IrDAによる信号線のエミュレートとなります。
IrDAプロトコル規定のRS信号ONを指示するデータフレームを相手局に送信します。
このため、「データ書込み」機能と同様に送信バッファへの書込みを行います。
データ待ちの間およびデータ書込み後にLBエラー、ブレイクイベント、タイムアウトのチェックを行い、エラー時は直ちに
異常終了となります。
データ待ち時間の指定は、通信状態設定関数(Ir_State_Set)で行うことができます。
(10)RS OFF
RS信号をOFFにします。IrDAによる信号線のエミュレートとなります。
IrDAプロトコル規定のRS信号OFFを指示するデータフレームを相手局に送信します。
このため、「データ書込み」機能と同様に送信バッファへの書込みを行います。
データ待ちの間およびデータ書込み後にLBエラー、ブレイクイベント、タイムアウトのチェックを行い、エラー時は直ちに
異常終了となります。
データ待ち時間の指定は、通信状態設定関数(Ir_State_Set)で行うことができます。
(11)BREAK ON
ブレイク信号を送出します。IrDAによる信号のエミュレートとなります。
IrDAプロトコル規定のブレイク信号送出を指示するデータフレームを相手局に送信します。
このため、「データ書込み」機能と同様に送信バッファへの書込みを行います。
データ待ちの間およびデータ書込み後にLBエラー、ブレイクイベント、タイムアウトのチェックを行い、エラー時は直ちに
異常終了となります。
データ待ち時間の指定は、通信状態設定関数(Ir_State_Set)で行うことができます。
(12)BREAK OFF
ブレイク信号の送出を停止します。IrDAによる信号のエミュレートとなります。
IrDAプロトコル規定のブレイク信号停止を指示するデータフレームを相手局に送信します。
このため、「データ書込み」機能と同様に送信バッファへの書込みを行います。
データ待ちの間およびデータ書込み後にLBエラー、ブレイクイベント、タイムアウトのチェックを行い、エラー時は直ちに
異常終了となります。
データ待ち時間の指定は、通信状態設定関数(Ir_State_Set)で行うことができます。
(13)CD検査
CD信号のON/OFF状態をチェックし、通知ます。信号のONまたはOFFの指定を行います。
信号待ち時間が指定されているとき指定した信号状態でなければ信号待ちとなります。
信号待ちとなったときLBエラー、タイムアウト、ブレイクイベントのチェックを行い、エラー時は直ちに異常終了となります。
データ待ち時間の指定は、通信状態設定関数(Ir_State_Set)で行うことができます。
(14)DR検査
DR信号のON/OFF状態をチェックし、通知します。
信号待ち時間が指定されているとき信号のON待ちとなります。
信号待ちとなったのとき、LBエラー、タイムアウト、ブレイクイベントのチェックを行い、エラー時は直ちに異常終了となり
ます。
信号待ち時間の指定は、通信状態設定関数(Ir_State_Set)で行うことができます。