User manual - Cライブラリ解説書ver.2.00(2003年2月7日)

DT-900 C ライブラリ解説書
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6.2.5. デリートコード制御
デリートコードと受信文字コードが一致したとき、そのデータを破棄して受信バッファへの格納を行いません。
デリートコードは4つまで指定できます。
デリートコード制御の設定は「COMのオープン」ファンクションで行います。
【デリードコードの制御のながれ】
6.2.6. エラーコードバッファリング制御
通信エラー(パリティ、オーバーラン、フレーミング)が発生したとき、指定のコードを受信バッファへ格納します。
通信エラーとなった受信データは受信バッファに格納しません。
エラーコードバッファリング制御の設定は「エラーコードバッファリング制御の設定」ファンクションで行います。
【エラーコードバッファリング制御の流れ】
転送データを受信
デリートコードと比較
デリートコードと一致し
ないデータをバッファに格納
‘a9D’
‘1Za
‘08b’
‘a’が一致する
受信データ‘9D’を格納
‘08b9D’
受信データ デリートコード 受信バッファ
転送データを受信
通信エラーが発生
‘E’ ‘08b’
受信データ‘E’が通信エラー
エラーコードをバッファに
格納
エラーコード‘e’を格納
‘08be’
受信データ エラーコード 受信バッファ