User manual - Cライブラリ解説書ver.2.00(2003年2月7日)
DT-900 C ライブラリ解説書
113
⑩照合回数
読み取ったデータに対する信頼性を強化するための照合回数を「動作環境メニュー」または、データ管理部が提供す
る関数で設定できます。(照合回数をもとに内部で設定された回数の読み取りを行ない照合します)
1∼9 回まで設定することが可能です。
⑪チェックデジッドの計算
各コードごとにチェックデジッドの計算を有効/無効にすることができます。
(チェックデジッドの計算:チェックキャラクタと、コードごとの計算方式の結果を照合します。)
初期値:有効
⑫同一ラベルの二度読み防止
連続読みにて読み取りを行なっている場合、二度読み防止のため同一ラベルを連続して読むことはできません。
⑬ブザー制御
1 コードごとの読み取り完了をブザー音によって通知することができます。
また、ブザー制御を無効にすることも可能です。
注意 ブザーの音量は「環境設定メニュー」または、データ管理部が提供する関数によって設定することができます。
そのため音量がオフになっている場合、ブザー音による通知を設定してあっても音はなりません。
⑭LED 制御
1 コードごとの読み取り完了を LED の点灯によって通知することができます。
また LED 制御を向こうにすることも可能です。
制御内容: 読み取りコードが正常な場合、LED を一定秒間緑色に点灯したのち消灯します。
読み取りコードが異常な場合、LED を一定秒間赤色に点灯したのち消灯します。
読み取りコードが異常になる要因
・指定した桁数の範囲外のバーコードを読み取った場合
・チェックデジッド指定時のチェックデジッドエラー
・CODE-39、CODE-93 における Full ASCII 変換エラー
⑮読み取り動作
通常読み:オープン後、クローズするまで連続して読取りが行われます。
段数読み:オープン後、指定された回数分の読取りが行われます。
⑯立ち上げモード
ここでいう立ち上げモードとは、トリガキー押下により電源を ON するかしないのことです。
OBR では次に記載する各モードによりこの立ち上げモード選択できます。
表5.11 立ち上げモード一覧
モード
OBR の状態
012
OPEN状態 立ち上げ不可能 立ち上げ可能 立ち上げ可能
CLOSE状態 立ち上げ不可能 立ち上げ可能 立ち上げ不可能