User manual - Cライブラリ解説書ver.2.00(2003年2月7日)

DT-900 C ライブラリ解説書
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②読み取り桁数
コードごとに読み取り桁数の有効範囲の指定が可能です。
制限事項
誤読防止のため複数のコードが同時に設定された場合、CODE-39、 NW-7、 Interleaved 2of5 に関しては、
有効範囲の変更を行ないます。
Interleaved 2of5 で奇数桁の指定をした場合、最小桁は、指定+1の偶数までが読み取り可能となり、最大
は、指定−1の偶数までが読み取り可能となります。従って、最大最小桁に同一の奇数を指定した場合、何も
読み取れなくなります。
CODE-39の1桁NW-7の1桁Interleaved 2of5の2桁読み取りたい場合は、コード限定の読み取りを指
定します。
< 設定範囲 >
表5.5 設定範囲
WPC : 桁数は固定 (設定不可能)
CODE-39 : 1∼38桁 (スタート/ストッ
キャラクタを含みません
NW-7 : 1∼38桁 (スタート/ストッ
キャラクタを含みません
Industrial 2of5 : 2∼40桁
Interleaved 2of5 : 2∼40桁
CODE-93 : 1∼40桁
CODE-128 : 1∼64桁
MSI : 1∼40桁
IATA
: 1∼40桁
(チェックデジットありの場合は、2∼40桁)
< 設定範囲 > 複数のコードを同時に設定した場合
表5.6 設定範囲(複数のコードを同時に設定した場合)
CODE-39 : 2∼38桁 (スタート/ストッ
キャラクタを含みません
NW-7 : 2∼38桁 (スタート/ストッ
キャラクタを含みません
Interleaved 2of5 : 4∼40桁
③出力バッファ
データの出力先をキーバッファに切り替えることにより、読み取ったデータをキー入力と同等に扱うことができます。初
期状態は、OBR バッファを設定しています。
図5.1 出力バッファの切り替え
・初期状態 ・キーバッファに切り替えた後
OBRバッファ
キーバッファ
OBRバッファ
キーバッファキー押下
バーコード
読み込み
キー押下
バーコード
読み込み
切り替え時点で切り替え元バッファ内に残っているデータの取り扱いを、 次表に記載します。
表5.7 データの取り扱い
バッファ名 内容
OBR バッフ 保存します
バッファ内のデタを使用しない場合は、切り替えを行なってから
OBRバッファのクリアを指示してください
キーバファ 保存ます