User manual - Cライブラリ解説書ver.2.00(2003年2月7日)
DT-900 C ライブラリ解説書
109
5.2. 機能
レーザーを点灯し、バーコードの読み取りができる読み取り可能状態と、レーザーを消灯し、バーコードの読み取りができな
い読み取り待機状態の切り替えを行ないます。また、現在の状態を参照することができます。
開始処理は読み取りコードの設定を行なうことも可能です。読み取りコードの設定についての詳細は設定を参照してください。
5.2.1. 1 文字/文字列の読込み
(1)1 文字リード
OBR バッファから 1 文字を読出します。
(2)文字列リード
OBR バッファから1ラベル(コード)分読出します。
5.2.2. OBR データバッファの状態チェック
OBR バッファのデータ格納状態をチェックし、バッファ内の残りバイト数と残り段数を通知します。
5.2.3. OBR データバッファのクリア
OBR バッファのクリアを行います。
5.2.4. 格納先バッファの切り替え
バーコードデータの出力先をキーバッファに切りかえる事により、読取ったデータをキー入力と同時に扱うことができます。
初期状態は、OBR バッファを設定しています。
(モード設定参照)
5.2.5. モード設定
(1)項目設定一覧
表5.4 設定項目一覧
項目
バーコード関連 読み取りコード種別
読み取り桁数
出力関連 出力先バッファ
出力フォーマット
終了コード
チェックキャラクタの出力
読み取り関連 読み取り方法
スキャン時間
読み取り回数
照合回数
チェック
デ
ジッドの計算
同一ラベルの二度読み防止
ブザ
ー制御
LED制御
読み取り動作
電源立ち上
げ
関連 立ち上
げ
モード