User manual - 無線LAN導入マニュアル(AP側)ver.1.00(2003年4月7日)
DT-870/5100 DS 無線 LAN 設定マニュアル
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§4.アクセスポイントの設定
4-1.重要な設定パラメータ
APには、以下の基本的な設定パラメータがあります。
a)Service Set ID(SSID)
無線通信させるAPと端末は SSID が一致しなければなりません。
SSID が一致しない場合、無線通信やサイトサーベイなど、無線を使用した機能
が使用できません。
b)IP Address & IP Subnet Mask
APを有線LANに接続する際、適正な IP Address と IP Subnet Mask を設定
しないと、有線LANを経由した通信が使用できません。
但し、本製品は DHCP 及び BOOTP に対応していますので、実際使用する際は、有
線LANの管理者と調整し、設定を行ってください。
c)Channel
本製品で使用する無線装置は、IEEE802.11b 準拠のDS(Direct Sequence
Spread Spectrum:直接拡散方式 周波数拡散)無線装置です。
上記装置は、無線通信に使用する周波数帯ごとに最大 14ch のチャンネルが割り
当てられており、また、各 ch の使用する周波数帯域幅は IEEE802.11 規格によって
22MHz/ch と規定されています。
使用可能な ch は、国や地域の法規、適合規格によって次頁のように規制されて
いますので、設置の際には下記の規制に従い設定を行ってください。
記載の無いその他地域については、事前に調査が必要となります。
尚、ch 設定はAPで行います。
端末側は、同一 SSID のAPの ch に合わせて通信を行います。
但し、端末側はチャンネル1∼13ch のみサポートしているので、端末の範囲外
のチャンネルに設定した AP とは接続できません。(例:DT-5100/DT-870 は1∼
13ch 対応であるので、14ch に設定された AP とは接続できません)