User manual - 無線LAN導入マニュアル(AP側)ver.1.00(2003年4月7日)

DT-870/5100 DS 無線 LAN 設定マニュアル
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(3)アクセスポイント設置推奨条件
シグナル強度表示 OK, , 最良
Ping 結果 :10回中8回以上成功
APと端末間の距離 :「30m」以内
使用する環境によって大きく変化します
設置時にはサイトサーベイを行い、運用場所で通信
可能なことを確認してください
AP同士の距離 :「10m」以上
距離が近いとお互いの電波が強く干渉し、通信機能
や性能を劣化させる場合があります
AP設置場所 :端末からアンテナが見える場所
通信相手となる端末の使用する方向に金属やコンクリート
などの遮蔽物が無いこと
また、机や棚、小型のキャビネットなど、比較的低
い遮蔽物などの影響を最小限にとどめるため、AP
は見通しの良い高い位置に設置した方がサービスエ
リアを有効に活用できます
隣接するAPのチャンネル :チャンネル設定は 5ch 以上離す
ch が近いとお互いの電波が強く干渉し、通信機能や
性能を劣化させる場合があります
※通信距離は、使用環境により大きく左右されます。
見通しの良い場所では屋外「150m」、屋内「50m」の通信が可能ですが、倉庫な
どの金属の梁や支柱、重機、棚などの多い環境下では、「20m程度」になる事例もあり
ます。
(4)1台のアクセスポイントに接続する端末台数の目安
端末数 = 5Mbps/1台当たりの実効速度
(推奨環境での端末 1 台当たりの無線回線スループットは、およそ 1.5Mbps です)
端末は論理上2048台まで接続可能です
トラフィック(一定時間当たりの通信データの量)などを考慮すると、実用的には
FTPファイル転送等の数百KByteのデータ転送時 : ∼10台
を目安にしてください。