User manual - DT-870M52 ソフトウェア機能解説書ver.1.01(2004年3月8日)
DT-870 ソフトウェア機能解説書
■パソコン上でのエミュレーション
WCE エミュレータでビルドを行ない、PC のエミュレーション環境上でアプリケーションプログラムの動作確認を行
なうことができます。このエミュレーション環境上で大半のデバッグが可能です。
■リモートデバッグ
実際のアプリケーション・プログラムを実機に転送して、リモートデバッグ動作をさせながらデバッグ作業を
行ないます。
■実機での動作確認
作成したアプリケーションプログラムを実機に統合環境を使用して転送し、動作確認を行ないます。
ソースコードエディット
X86Debugコンパイル
/リンク
エミュレーションデバッグ
デバッグモジュール送信
デバッグ実行
<<パソコン側>> <<HT側>>
リモートツール/
リモートデバッグ
リソースエディット
MIPS Debug
コンパイル/リンク
MIPS Release
コンパイル/リンク
リリースモジュール送信 実行
詳細は、Microsoft ToolKit 等のドキュメントを参照して下さい。
■アプリケーション作成時の注意
アプリケーションの保存場所(インストール場所)は、SystemDisk 内にインストールするようにして下さい。また、
log ファイル、設定ファイル、データファイル、データベース等の無くなっては困るファイルも SystemDisk に保存
するようにして下さい。
これは、本機の電源仕様が、主電池が全く無くなった状態での RAM のデータ保持が 10 分間しか行われないた
めで、失われると困るファイルについては、初めから SystemDisk に作成保存する様に仕様設計するようにしてく
ださい。また、ドライバ等の Windows フォルダ下に置かないと機能しないファイルについても、ファイルのコピー
及びレジストリの設定後、バックアップツールを利用して SystemDisk にバックアップを取るようにして下さい。
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