User manual - DT-870M51 ソフトウェア機能解説書ver.1.00(2004年3月8日)

DT-870M51 ソフトウェア機能解説書
R がずれて押された場合、先に押されたトリガキーの処理を実行し状態を遷移します。後に押されたトリガキーは、
状態遷移した先にて処理します。
読み取り方法:連続読み
トリガキーL/トリガキーR のいずれかを押下することにより、バーコードの読み取りを開始します。ただし、OBR
未オープン時は無視します。トリガキーL/トリガキーR が同時に押下された場合、バーコードの読み取りを開
しません。ただし、トリガキーL/トリガキーR がずれて押下された場合、先に受け付けたトリガキーによりバーコー
ドの読み取りを開始しますが、後に受け付たトリガキーによりバーコード読み取りを中止します。
バーコード読み取りは、押されているトリガキーが離された時点で中止します。また、押されていない、他方のトリ
ガキーを押した場合もバーコード読取りを中止します。
トリガキーを押した状態で OBRClose関数を実行後に OBROpen 関数を実行した場合、トリガキーを押した状態
でもトリガーキーを離した状態にします。この状態でバーコードの読み取りをする場合は一度トリガーキーを離
てから、再度トリガーキーを押してバーコードの読み取りを開始して下さい。
L:トリガキーL R:トリガキーR ON:押下する OFF:離す
状態
イベント
L/R 両方 OFF LのみON RのみON L/R 両方 ON
L ON レーザー照射 ―――
レーザー消灯
(※1)
―――
R ON レーザー照射
レーザー消灯
(※1)
――― ―――
L/R 両方 ON
無視
(※2)
――― ――― ―――
L OFF ―――
レーザー消灯
――― 無視
R OFF ――― ―――
レーザー消灯
無視
L/R 両方 OFF ――― ――― ――― 無視
1:トリガキーL/トリガキーR の両方を押した場合、レーザーは消灯します
2:トリガキーL/トリガキーR の両方を同時に押した場合、レーザーは照射しません。ただしトリガキーL/トリガキーR
がずれて押された場合、先に押されたトリガーキーの処理を実行し状態を遷移します。後に押されたトリガーキー
は、状態遷移した先にて処理します。
注意:トリガキーL/Rを両方押している間は、レーザーは照射しないのでバーコードの読取は
出来ません。トリガキーL/Rを両方押した場合は、一度両方のトリガキーを離してから
どちらか一つのトリガキーを押してバーコードの読取を行います。
1-2-7.読み取り動作
読み取り方法で連続読みを指定している場合、次の動作切り替えが可能です。
通常読み:オープン後、クローズするまで連続して読み取りが行われます
段数読み:オープン後、指定された回数分の読み取りが行われます
(読み取ったコードが既に OBR バッファに格納されているときはカウントされません)
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