User manual - DT-870M51 ソフトウェア機能解説書ver.1.00(2004年3月8日)
DT-870M51 ソフトウェア機能解説書
1-2-5.読み取り方法
読み取り方法は、次の項目から選択が可能です。
読み取り方法 説明 読み取り終了条件
単発読み
トリガキーを押下すると読み取り可能状態となり、読み
取り完了後待機状態となります。
・スキャン時間経過
・読み取り完了
連続読み
(トリガキー有り)
トリガキーを押下している間、常に読み取り可能状態
となります。また、二度読み防止のため同一ラベルを
連続して読むことは出来ません。
・前コード読み取り完了後、スキ
ャン時間経過
・指定読み取り回数分の読み取り完
了
・トリガキー離し
連続読み
(トリガキー無し)
トリガキーを押下しなくても、OBROpen 関数で読み取
り可能状態となります。
OBRClose 関数呼び出し
連続読み
(トリガキー切替)
トリガキーを押下する毎に、読み取り可能状態/読み
取り待機状態を繰り返します。
・トリガキーによる切替
連続読み
(2 アクションモード)
最初のトリガキーを押下により、レーザーが点灯しま
すが読み取りはしません。再度トリガキー押下により
読み取りを開始します。
・OBRClose 関数呼び出し
・スキャン時間経過
連続読み
(回数読みモード)
トリガキーを押下すると読み取り可能状態となります。
同一データを 300 回読み取ると読み取り完了となりま
す。また、二度読み防止のため同一ラベルを連続し
て読むことは出来ません。
・読み取り完了(同一データ 300 回読
み取り)
・OBRClose 関数呼び出し
・スキャン時間経過
1-2-6.トリガキーによる処理
DT-870M51 は左右にトリガキーを装備しています。左右のトリガキーの押下による処理を下記に示します。
読み取り方法:単発読み
① トリガキーL/トリガキーR のいずれかを押下することにより、バーコードの読み取りを開始します。ただし、OBR
未オープン時は無視します。
② バーコードの読み取りは、バーコードを読み取るまで、またはスキャン時間が経過するまで行います。
L:トリガキーL R:トリガキーR ON:押下する OFF:離す
状態 イベント
L/R 両方 OFF LのみON RのみON L/R 両方 ON
L ON レーザー照射
(※1)
―――
無視
(※2)
―――
R ON レーザー照射
(※1)
無視
(※2)
――― ―――
L/R 両方 ON 無視
(※3)
――― ――― ―――
L OFF
―――
無視
(※2)
―――
無視
R OFF
――― ―――
無視
(※2)
無視
L/R 両方 OFF
――― ――― ―――
無視
※1:既にレーザー照射されている場合は無視します。
※2:バーコードを読み取るまで、またはスキャン時間を経過するまでレーザーを照射します。
※3:トリガキーL/トリガキーR の両方を同時に押した場合、レーザーは照射しません。ただし、トリガキーL/トリガキー
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