User manual - DT-870M51 ソフトウェア機能解説書ver.1.00(2004年3月8日)

DT-870M51 ソフトウェア機能解説書
1-2-3.終了コード
バーコードデータの最後につける制御コードを次の 4 種類から選択できます。
CR
LF
CR+LF
TAB
1-2-4.出力バッファ切り替え
読み取ったバーコードデータの出力先を、キーバッファに切り替えることによりキー入力と同等に扱うことができます。初
期設定では、OBR バッファに設定されています。
初期状態
キー押下
バーコード読取
キーバッファ
OBR
バッファ
キー押下
バーコード読取
キーバッファ
OBR
バッファ
キーバッファへ切替後
各バッファの使用方法を下記に示します。
出力先 内容
OBR バッファ
バーコードを読み取ると、コード種別・データバイト数と共にデコードデータをバッファに保存し
ます。
バッファ内のデータはクリアするまで保存されているため、自由なタイミングで読み出すことが
できます。
バッファ内のデータを全て読み出し後、不要になった場合はバッファをクリアして下さい。
キーバッファ
通常のキー入力と同様に、デコードデータをキーバッファに出力します。
OBR バッファから切替後は、OBR バッファを一旦クリアして下さい。
キーバッファの出力先は「指定ウィンドウ」と「アクティブウィンドウ」の2種類があります。
アクティブウィンドウ指定時は、読み取ったバーコードをクリップボードにコピー後、フォーカス
中のコントロールに対して CTRL+V キー入力通知を行うことで、現在フォーカスされているコント
ロールに通知します。
指定ウィンドウ指定時は、Window メッセージ(WM_KEYDOWN WM_CHAR
WM_KEYUP)としてバーコードを通知します(通知先は、OBROpenで指定された Window
ンドルへ通知します)。
アプリケーション側で上記の3つのうち、何れかの Windowメッセージにてバーコードデータを
取得してください。(バーコードデータ1バイトに対して、上記の3つの Window メッセージを通知
します)
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