User manual - DT-870M51 アプリケーション機能解説書ver.1.00(2003年9月22日)

DT-870M51 アプリケーション解説書
通信環境設定
(指定方法)
/Y={ [デバイス],[ボーレート],[モード] }
(機能説明)
通信に使用するデバイス、ボーレートと通信モードを指定します。
このコマンドが省略された場合はデフォルト値 {IrDA} が用いられます。
各パラメータは省略可です。省略したパラメータはデフォルト値が用いられます。
必ず、FLCE の直後に記述して下さい。それ以外の場所での指定はパラメータエラーとなります。
(パラメータの説明)
① /Y={ [デバイス],[ボーレート],[モード] }
)
・ 「IrDA」 または 「COM1」 のどちらかを選択
)
・ 「IrDA」 選択時 − 指定できません
・ 「COM1」 選択時 − 232C の通信ボーレートとして以下が選択可
「9600」 「19200」 「38400」 「57600」 「115200」
上記以外の組み合わせで以外は指定できません。パラメータエラーとなります。
「H」−HT 対向コマンド指定モード
このオプションは、HT 同士で通信する場合に動作コマンドを指定する側で
必ず指定します(相手HTの FLCE は、アイドル起動で実行すること)。
・ 「I」−接続待ちタイムアウトが無限大になります。
・ 何も指定しない場合および H 指定時は、接続待ちタイムアウトが 1 分となります。
「H」か「I」のいずれかのみ指定できます。
接続待ちタイムアウト 起動
通信相手
1分 無限
PC (IO BOX)
アイドル(スクリプトを含む)
HT
PC (IO BOX)
モード指定なし
モード指定 I
動作コマンド指定
HT モード指定 H (指定不可)
ファイル送信
(指定方法)
/S[Option] 送信ファイルパス名 [送信ファイルパス名] […] 格納先ディレクトリパス名
(機能説明)
自機マシン側に存在するファイルを、通信相手に転送する機能です。
通信相手先の、格納先ディレクトリ内にすでに同名のファイルが存在した場合は上書きを行います。
格納先ディレクトリ名で指定したディレクトリが存在しない場合は自動的にディレクトリが作成されます。
送信ファイルパス名は最初にチェックされ、自機マシン内に存在しない送信ファイルパス名が1つでも指定されていた
ら、FLCE は直ちにエラー終了します。(この場合、存在するファイルも送信処理は行われません)
進捗率の表示処理を行います。
(パラメータの説明)
① /S(Sending) :ファイルの送信処理
① O(Over Write):リードオンリーファイルの強制上書き指定
このオプションが指定されると、リードオンリーファイルに対しても上書き処理を行います。
このオプションが指定されない場合、リードオンリーファイルに対して書き込み処理が発生すると異常終了しま
す。
② R(再帰呼び出し):
送信ファイルパス名で指定されたディレクトリ傘下の全てのファイルが転送ファイルの対象となります。指定
ィレクトリ傘下にサブディレクトリが存在した場合はそのサブディレクトリ名も付加し、ファイルの送信処理を行い
ます。
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