DT-870M51 (レーザースキャナモデル) Ver1.00 Copyright© 2003 CASIO COMPUTER CO., LTD. All rights reserved.
DT-870M51 アプリケーション解説書 目次 §1.概要 ................................................................................................................................................................. 4 1-1.MICROSOFT APPLICATION ................................................................................................................................. 4 1-1-1.本体内蔵 Application ................................................................................................................................
DT-870M51 アプリケーション解説書 §3.CASIO APPLICATION................................................................................................................................. 21 3-1.本体内蔵 APPLICATION ................................................................................................................................... 21 3-1-1.受信トレイ ................................................................................................................................................. 21 3-1-2.ブラウザソフト.....
DT-870M51 アプリケーション解説書 §1.概要 本解説書は、ハンディターミナル DT-870M51 に搭載するアプリケーションの機能仕様に関して述べたもので す。 1-1.Microsoft Application Microsoft が提供する Application 及び Module について説明します。 1-1-1.
DT-870M51 アプリケーション解説書 1-1-3.ホストユーティリティ ホスト(PC)側で使用する Microsoft Application は以下のとおりです。 ソフトウェア名 ActiveSync3.5 機能 Microsoft 提供のデータリンク SOFT 1-2.CASIO Original Application CASIO が提供する Application について説明します。 1-2-1.本体内蔵 Application 本体 ROM に内蔵されているアプリケーションは以下のとおりです。 ソフトウェア名 ブラウザソフト FLCE FCHKCE 自動セットアップ バックアップツール Contrast/Backlight Buzzer 設定 本体コピーツール 電卓 Welcome ウィザード 無線 LAN 電力設定ツール ※1 スキャナ設定ツール スキャナ読取アプリケーション Bluetooth 設定ツール ※2 IME 設定 バージョン情報 自動復旧インストール 機能 IE 5.
DT-870M51 アプリケーション解説書 §2.Microsoft Application 2-1.本体内蔵 Application 本体に内蔵される Microsoft Application について説明します。 2-1-1.File Explorer Microsoftが提供するファイル管理プログラムです。 2-1-2.ActiveSync クライアント Microsoftが提供する PC との通信を行うためのクライアントプログラムです。 (1)PC との ActiveSync の接続法 パソコンとのシリアルによる接続は、以下のような手順により行います。 1. [スタート]-[設定]-[コントロールパネル]を選択して、コントロールパネルを開きます。 2. コントロールパネルの中の「PC との接続」を選択します。 3. PC との接続が“シリアル”であることを確認します。 “シリアル”でなかった場合は、PC との接続の変更ボタンを押して、リストボックスから“シリアル”を選んで [OK]ボタンを押します。PC との接続ダイアログも[OK]ボタンを押して終了します。 4.
DT-870M51 アプリケーション解説書 本機の MyDocument フォルダ内にパソコンとの同期ファイルを置くことが出来ます。 本機では、OutLook アプリケーションとの同期(仕事、予定表、連絡先)は行うことは出来ません。 (3)LANを利用した ActiveSync 接続法 パソコンとのLAN経由にによる接続は、以下のような手順により行います。 1. IrDA,シリアル及びIoBOXを利用して、パソコンとパートナーシップを結びます。 2. 接続又は、ケーブルを抜きLANを動作させます。 3. [スタート]-[プログラム]-[通信]-[LAN ActiveSync]を選択します。 4.
DT-870M51 アプリケーション解説書 2-1-3.SIP Microsoftが提供するソフトウェアキーボードです。 手書き入力 ひらがな/カタカナ 入力 ここをタップ キ ー ボ して切り替え ード入力 ます 2-1-4.PocketIME Microsoftが提供する仮名漢字変換ソフトウェアです。 人名及び地名辞書をもっています。 2-1-5.
DT-870M51 アプリケーション解説書 2-1-6.アプリケーションの削除 コントロールパネルにある、インストールされているプログラムを削除するツールです。 本体に内蔵されているプログラムは削除できません。 2-1-7.
DT-870M51 アプリケーション解説書 2-1-8.スタイラス コントロールパネルにある、ダブルタップの速度調整及びタッチパネルの座標補正を行うツールです。 2-1-9.ダイヤル コントロールパネルにある、電話回線を使って通信する時のダイヤルパターンを設定するツールです。 2-1-10.
DT-870M51 アプリケーション解説書 2-1-11.パスワード コントロールパネルにある、本体起動前に入力するパスワードを設定するツールです。 2-1-12.
DT-870M51 アプリケーション解説書 2-1-13.ボリューム&サウンド コントロールパネルにある、音量の調整及び音を鳴らす場面と音の種類の設定を行うツールです。 2-1-14.
DT-870M51 アプリケーション解説書 2-1-15.
DT-870M51 アプリケーション解説書 [スタート]ボタンをタップすると確認ダイアログが表示され、 [はい]をタップするとフォーマットを開始します。 フォーマットが終了すると、フォーマット完了のメッセージが 表示されます。 最後に、パーティションのプロパティ画面に戻り、[マウント]ボ タンをタップして、FROM のフォーマットは完了します。 なお、マウントを実行しないと、FROM(FlashDisk)にファイル を書き込むことができません。 <サービスパック対応後> 記憶域のプロパティ画面が左図のように修正されました。 フォーマットの手順は、【手順2】の方法のみの対応になりました。 14
DT-870M51 アプリケーション解説書 2-1-16.所有者情報 コントロールパネルにある、所有者に関する情報を設定するツールです。 2-1-17.
DT-870M51 アプリケーション解説書 2-1-18.
DT-870M51 アプリケーション解説書 2-1-19.日付/時刻 コントロールパネルにある、日付及び時刻を設定するツールです。 2-1-20.
DT-870M51 アプリケーション解説書 2-1-21.
DT-870M51 アプリケーション解説書 <リモートデスクトップ接続時のスキャナ出力方法> ※下記事項は、DT-870M51 に ServicePack1 のインストールがされていることを前提としています。 リモートデスクトップ接続を行い、接続先の Word や Excel などのテキスト領域に、DT-870M51 の2D スキャナか ら読み取った値を出力する際には、下記のような手順が必要となります。 1.接続前の設定 DT-870M51 側 リモートデスクトップ接続の[オプション]→[ローカルリソース]タブのキーボード指定を「ローカ ルコンピュータ指定」にします。 ※「リモートコンピュータ指定」だと、DT-870M51 でトリガキーを押下してもバーコードの読取り動作を行いませ ん。 ※Word 等は自動校正機能があり、その機能を無効にしないと正しくバーコードの読取り動作を行いません。 2.接続後の設定 ∼Microsoft アプリケーションの場合∼ バーコードを読む前に、DT-870M51 側のタスクバーをタップしてから、リモートデスクトップ上のアプリケーション をタップします。 (リモートデスクト
DT-870M51 アプリケーション解説書 2-2.ホストユーティリティ ホスト(PC)にインストールされる Microsoft Application について説明します。。 2-2-1.ActiveSync3.5 Microsoftが提供する端末と通信を行うための PC 側のソフトウェアです。 カシオからこのツールは提供しておりません。以下のサイトから入手可能となっております。 http://www.microsoft.com/japan/mobile/pocketpc/downloads/activesync3.5.
DT-870M51 アプリケーション解説書 §3.CASIO Application 3-1.本体内蔵 Application CASIO が提供する本体に内蔵される Application について説明します。 3-1-1.
DT-870M51 アプリケーション解説書 [移動]−[アドレス帳] :アドレス帳の編集 ツールバーアイコンの構成は以下のとおりです。 [メッセージの作成] [差出人へ返信] [全員へ返信] [転送] [削除] [オフラインフォルダ] [メールの送受信] [接続] :メールの新規作成 :差出人への返信メールの作成 :全員への返信メールの作成 :転送メールの作成 :メールの削除 :指定したフォルダをオフライン用にする :メールの送受信 :指定したサービスでメールサーバに接続 表示画面はメイン画面で指定したメールのヘッダ部(差出人/CC/件名)と本文を表示します。 作成画面はメイン画面で指定したメールのヘッダ部(宛先/CC/件名)と本文を表示します。 メニューの構成は以下のとおりです。 [ファイル]−[送信] [ファイル]−[上書き保存] [ファイル]−[添付ファイル] [ファイル]−[大きいフォント] [ファイル]−[閉じる] [編集]−[元に戻す] [編集]−[切り取り] [編集]−[コピー] [編集]−[貼り付け] [編集]−[すべて選択] [編集]−[クリア] [編集]−[言語] [作成]−[宛
DT-870M51 アプリケーション解説書 [切り取り] [コピー] [貼り付け] [ファイルの添付] [添付ファイルの表示] :選択したテキストの切り取り :選択したテキストのコピー :クリップボードにあるテキストの貼り付け :添付ファイルの追加 :添付ファイルの表示 3-1-2.ブラウザソフト ブラウザソフトは、Microsoft の Internet Explorer 5.5 のモジュールを使用したソフトウェアです。 セキュリティ機能は、TLS Ver. 1.0, SSL Ver. 2.0 and 3.0, SGC をサポートします。 また、搭載する JScript5.5 は、ECMA 262 language specification (ECMAScript Edition 3)に準拠しています。 モジュールの詳細については、下記の URL を参考願います。 http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/wceie55/htm/cerefInternetExplore r55.
DT-870M51 アプリケーション解説書 3-1-3.WELCOME ウイザード Welcomeウイザードは、従来の PocketPC のWelcomeウイザードの機能に加え、ユーザ情報設定を行いま す。 ここで設定する内容は、以下のとおりです。 ・タッチパネル調整 ・オーナー情報入力 ・日付時間設定 なお、設定をスキップすることが可能です。 3-1-4.
DT-870M51 アプリケーション解説書 (2)バックアップの操作仕様 [スタート]-[プログラム]-[ユーティリティ] からバックアップツールを選択し、実行してください。 1.開いているダイアログ等がある場合は、すべて閉じてください。 また、十分バッテリー残量があることを確かめてください。 2.[スタート]-[プログラム]-[ユーティリティ] ‐[バックアップツール]を選択してバックアップツールを起動 してください。 3.リストボックスから保存場所を選択してください。アプリケーション起動後、CF カードを取り替える場合は、表示 内容が変わったことを確認してから以降の操作を行ってください。 4.[バックアップ]のボタンをタップしてください。 5.パスワードを入力する場合は 256 文字以内で入力してください。 ここで指定されたパスワードはバックアップイメージに埋めこまれ、リストアするときに必要となりますので、必ず 控えを取っておくようにしてください。確認のためパスワードは 2 回入力してください。 6.[はい]ボタンをタップすると実行中のアイコンが表示され、バックアップが開始されます。 7.
DT-870M51 アプリケーション解説書 7.リストアには数分かかりますが、その間キーボード入力やペンタップなどの一切の操作を行わないでください。 8.使用を開始する前に本体をリセットしてください。 ※ リストアに失敗、または中断すると、システムが不安定になることがあります。必ず FULL RESET を 行い、リストアしなおしてください。 (4)バックアップデータの削除 1.バックアップツールの起動画面で、[バックアップファイルの削除]のボタンをタップしてください。 2.
DT-870M51 アプリケーション解説書 3-1-5.
DT-870M51 アプリケーション解説書 コマンドの種類 種類 設定コマンド 動作コマンド 機能 通信環境設定 ファイル送信 ファイル受信 ファイル送信(追加) ファイル削除 ファイル移動 時刻送信 アイドル起動 コマンド /Y={デバイス,ボーレート,モード} /S /R /A /D /N /T 無し 指定可能オプション なし O, R O, R なし O, R なし なし スクリプトファイル名 入力方法例 /Y={IrDA,115200,} /SOR /ROR /A /D /N /T オプション概略 ① O(Over Write):リードオンリーファイルの強制上書き指定 ・ このオプションが指定されると、リードオンリーファイルに対しても上書き処理を行います。 ・ このオプションが指定されない場合、リードオンリーファイルに対して書込処理が発生すると異常終了します。 ・ 上書き後のファイルのアトリビュートは送り元のファイルのアトリビュートになります。 ② R(再帰呼び出し): ・ 指定されたディレクトリ傘下の全てのファイルが処理の対象となります。指定ディレクトリ傘下にサブディレクトリ が存
DT-870M51 アプリケーション解説書 通信環境設定 (指定方法) /Y={ [デバイス],[ボーレート],[モード] } (機能説明) ・ 通信に使用するデバイス、ボーレートと通信モードを指定します。 ・ このコマンドが省略された場合はデフォルト値 {IrDA} が用いられます。 ・ 各パラメータは省略可です。省略したパラメータはデフォルト値が用いられます。 ・ 必ず、FLCE の直後に記述して下さい。それ以外の場所での指定はパラメータエラーとなります。 (パラメータの説明) 1) コマンド ① /Y={ [デバイス],[ボーレート],[モード] } 2) デバイス ・ 「IrDA」 または 「COM1」 のどちらかを選択 3) ボーレート ・ 「IrDA」 選択時 − 指定できません ・ 「COM1」 選択時 − 232C の通信ボーレートとして以下が選択可 「9600」 「19200」 「38400」 「57600」 「115200」 上記以外の組み合わせで以外は指定できません。パラメータエラーとなります。 4) モード ・ 「H」−HT 対向コマンド指定モード このオプションは、HT 同士で通信
DT-870M51 アプリケーション解説書 ・ ディレクトリの階層の深さは16までとします。 ・ このオプションが指定された場合でも、送信ファイルパス名はフルパス名で指定すること。 ・ このオプションが指定されていない場合は、送信ファイルパス名で指定されたファイルだけが、転送ファイル の対象となります。 3) 送信ファイルパス名 ・ 自機側に存在するファイルを、フルパス名で指定すること。 ・ 全ファイルを指定する場合は、ファイル名として「*.*」を入力すること。 ・ ファイル名にワイルドカードの指定も可能。 ・ 全角文字のディレクトリ名、ファイル名の指定も可能。 4) 格納先ディレクトリパス名 ・ このコマンドに対しての最終入力パラメータに、通信相手先の格納先ディレクトリ名を記述します。 ・ 指定したディレクトリが存在しない場合は、指定した名前でディレクトリが作成されます。 ・ ディレクトリ名の終結文字として、「¥」または「\」を入力して下さい。入力しない場合は、パラメータエラーと なります。 ・ 全角文字のディレクトリ名の指定も可能です。 ・ 格納先ディレクトリパス名は、通信相手側の OS の命名規則に従っ
DT-870M51 アプリケーション解説書 ・ 自機マシン側に存在する追加ファイルパス名で指定されたファイルの内容を、通信相手に送信し、通信相手上に存在 するファイルに追加する機能です。 ・ 通信相手先にターゲットファイルパス名で指定したファイルが存在しない場合は、自動的にファイルが作成されます。 ・ ターゲットファイルの日付時刻は、追加処理を行ったときのターゲットファイルの存在するマシンのシステム日付時刻と なります。 ・ ファイル送信途中で失敗した場合、ターゲットファイルは通信開始前の状態が維持されます。 ・ ファイルはバイナリで追加処理します。(EOF コードがあっても、その後から追加される) ・ 進捗率の表示処理を行います。 (パラメータの説明) 1) コマンド ① /A(Append) : ファイルの追加要求処理 2) 追加ファイルパス名 ・ 自機側に存在するファイルで送信したいファイルを、フルパス名で指定すること。 ・ ファイル名にワイルドカードの指定は不可とします。 ・ 全角文字のディレクトリ名、ファイル名の指定も可能。 3) ターゲットファイルパス名 ・ 通信相手側に存在するファイルで、追加さ
DT-870M51 アプリケーション解説書 ・ 通信相手側に存在する指定ファイル(移動元パス名)を、移動先パス名に移動します。 ・ 移動先パス名がディレクトリ名の場合は移動元パス名のファイル名がそのまま用いられ、移動先パス名がファイル名の 場合は、そのファイル名に変更されます。 ・ 通信相手側に依存する動作は 2.
DT-870M51 アプリケーション解説書 3. HT からドライブレターの必要な OS の動作している通信相手(PC 等)上のファイルまたはディレクトリのパスを表現する 場合は、従来どおり必ずドライブレターをつけて記述して下さい ただし、上記2.にかかわらず例外として、通信相手から Windows CE 機上のデバイスを指定して、フォーマット、ディスク情報 取得指示を行う場合、ドライブレターに以下の意味を持たせます。ただし、これらの設定はレジストリに記述することで変更可 能です。 デフォルト設定 内部RAM → C: (PC/AT 機の仕様に合わせ、起動ドライブを C:とした) FlashDisk → D: (7)存在しないファイルを指定したとき 通信相手側に存在しないファイルまたはディレクトリのパス名を指定した場合は、以下の処理が行われます。 通信相手 Windows95/Windows NT DOS Windows CE 受信 削除 移動 送信、送信(追加) A A C C B B D D A: 複数指定したパス名のうち 1 つでも存在しなければ、異常終了します (存在するファイルも
DT-870M51 アプリケーション解説書 通常使用時の、回線指定やボーレート指定は設定コマンド(/Y)で行い、デフォルト値を変更したいときのみレ ジストリ設定を行います。また、ドライブレターの意味付けを変更したいときには、ドライブレター名のキーを作成 し、そこに意味付けを行いたいデバイスのパス名を記述します。レジストリは一度設定を行うと、次に設定を変更 するか、コールドブートされるまで有効です。レジストリに設定をしなかった項目(キー)または設定が誤っていた 項目(キー)は、おおもとのデフォルト値が有効になります。 設定項目 ・232C ボーレート − レジストリに設定が無かった場合のデフォルト 19200bps ・通信回線指定(COM1 or IRDA) −レジストリに設定が無かった場合のデフォルト IrDA ・ドライブレターの意味付け対応 - レジストリに設定が無かった場合のデフォルト C → ¥ (内部 RAM のオブジェクトストア) D → ¥FlashDisk¥(NAND FLASH) ・レジストリ位置 ¥HKEY_CURRENT_USER¥Software¥CASIO¥FLCE¥ ・内容 キー
DT-870M51 アプリケーション解説書 (10)終了コード FLCE は、通信終了時に終了コードとして5.2記載のコードを返します。上位側プログラムはこの値を参照し、 適当な動作を行ってください。終了コードは、Winmain の戻り値として返します。上位プログラムでは 、 GetExitCodeProcess()を用いて、戻り値を参照して下さい。 終了コード表 下記のカテゴリーコード(上位バイト)はエラーの区分を示し、エラー詳細コード(下位バイト)はエラーの詳細を示します。 Error Code Category Detail Code Code 00H 00H DCH∼ 00H F5H F6H 00H F7H 00H F8H 00H Meaning 正常終了 正常終了 正常終了 正常終了 中断終了 原因 正常 相手局から‘A’∼ ’Z’ ドライブのフォーマットを指 示された(ドライブレターの意味付けは 2.
DT-870M51 アプリケーション解説書 (11)ログファイル FLCEは、ログファイルを作成し、通信ログを残します。 1)ログファイル名 ログファイル名は、”FLCE.LOG”で固定とします。 変更はできませんので、ログファイルを残したい場合は、ファイル名の変更等で対応します。 2)作成場所 ”¥Windows¥” ディレクトリに作成します。 3)作成方法 既にログファイルが存在していても、新規で作成します。 既存ファイルへ、追加でのロギングは行いません。 ファイル作成が出来ない場合は、ログファイルを作成しません。 コマンドパラメータに、誤りがある場合はログファイルは作成しません。 ログファイルの作成は、通信相手と接続処理が開始された時点から行われます。 4)フォーマット 1 行目: FLCE.
DT-870M51 アプリケーション解説書 3-1-6.
DT-870M51 アプリケーション解説書 (3)バックライトの自動減光/バックライトオフ 電源オンした状態で、キーやタッチパネルの入力を一切行わないで放置したときに、節電のためにバックライト を自動的に減光またはオフします。 バックライトタプを選択して、バッテリ駆動時に自動減光をする/しないの選択と、“する”を選択した場合の自動 減光までの時間を設定します。(デフォルト:1分) バックライトタプを選択して、外部電源駆動時またはバッテリ駆動時にバックライトオフをする/しないの選択と、 “する”を選択した場合のバックライトオフまでの時間を設定します。(デフォルト:5分) 自動減光とバックライトオフの両方が設定されていた場合は、設定時間の短い方が有効となります。 3-1-7.自動セットアップ デバイスがリセットされたとき、所定ディレクトリにある Setup.exe または AutoRun.exe を自動実行します。 デバイスがリセットされたとき、Flash インストーラは FlashDisk の所定ディレクトリにある Setup.
DT-870M51 アプリケーション解説書 <AutoRun.exe> AutoRun.exe は、メモリーカードが挿入された際に、メモリーカード内の所定ディレクトリにある AutoRun.exe を自動検出し、 検出された場合には実行します。(所定ディレクトリ: ¥メモリーカード¥CE¥ARM) 設定方法等については、上記の Setup.exe と同様です。 3-1-8.FCHKCE ファイルチェックユーティリティです。PC等からコピーしたファイルがターゲットの端末上に正常にインストールさ れたかをチェックします。ファイルチェックユーティリティは,以下の機能を有します。 リストファイル作成: Pocket PC から転送するファイル名を指定し、転送するファイル名のリストおよび、転送す る全ファイルによるチェックサムを算出したチェックサムデータでリストファイルを作成します。 さらに、リストファイルのチェックサムデータも作成します。 リストファイル照合: 相手局より転送されたファイルのファイル情報とリストファイル(FCHK.
DT-870M51 アプリケーション解説書 算し、その結果が 0 となる値をチェックサムデータとして使用します。 ・ チェックサムデータは以下のように,リストファイルに出力されます。 FILE_CHECKSUM=HHHHLLLL( HHHH: HIGH-WORD / LLLL: LOW-WORD ) LIST_CHECKSUM=HHHHLLLL( HHHH: HIGH-WORD / LLLL: LOW-WORD ) 本機能でエラーが発生した場合の既存リストファイル(LOG ファイル)については、リストファイル作成中にエラーが発生 した場合は削除されます。コマンドパラメータ解析中のエラーについては既存リストファイルを削除しません。 リストファイルの照合 ・ 相手局(親機側)より転送(コピー)されたファイルのファイル情報とリストファイル (FCHK.
DT-870M51 アプリケーション解説書 パラメータ Option /SC:スクリプトファイル名の指定 ・パラメータで指定されたファイル名が、スクリプトファイルであり、FCHKCE.EXE がスクリプトファ イルより、転送するファイル名の解析を行い、リストファイルを作成します。 /R:再帰呼び出し指定 ・パラメータで指定されたファイルパス名のディレクトリ傘下の全ファイルがリストファイル作成の対 象となります。指定ディレクトリ傘下にサブディレクトリがある場合には、そのサブディレクトリ名も 付加してリストファイルを作成します。 ・ディレクトリの階層の深さは16までとします。 ・本オプションが指定されていない場合には、ファイル名リストで指定されたファイルだけが、リス トファイル作成の対象となります。 /AO:追加出力 ・[FCHK.LOG File output Directory name] で指定したディレクトリに FCHK.LOG ファイルが存 在する場合は,追加でロギングファイルを作成します。 ・存在しない場合は,新規に FCHK.
DT-870M51 アプリケーション解説書 相手局(親機側)より転送(コピー)されたファイルのファイル情報とリストファイル(FCHK.LOG)の内容の比較照合、 リストファイルのチェックサムデータの算出と比較照合および、転送(コピー)された全ファイルのチェックサムデー タを算出し、リストファイルのチェックサムデータとの比較照合を行います。 最大照合ファイル数を,65000 とします。 書式 FCHKCE /C [] ([]内のパラメータは省略可能です) パラメータ Option /D:更新日付の照合を行いません。 ・H/PC エクスプローラでファイル転送を行った場合に、更新日付がH/PC の現在時刻に変更さ れてしまう為に、更新日付を照合しないオプションです。(ただしFLCE/PC カードによるコピーで は、更新日付は変更されません) ・リストファイル(FCHK.
DT-870M51 アプリケーション解説書 (4) エラーメッセージ/コード コード 00 01 02 03 メッセージ リストファイルの作成が完了しま した。 リストファイルの内容は一致しま した。 指定されたパス名が見つかりま せん。 リストファイル作成 エラー。 FCHK.LOG が見つかりません。 意味 正常終了しました。 リストファイル作成で指定したファイル名が存在 しません。 リストファイル作成中に、物理的エラーが発生し ました。 リストファイルチェックで、リストファイル (FCHK.
DT-870M51 アプリケーション解説書 3-1-9.
DT-870M51 アプリケーション解説書 3-1-10.
DT-870M51 アプリケーション解説書 (1) Bluetooth デバイスの Inquiry の実行 [デバイス]メニューから[デバイスの探索]を選択すると、Bluetooth デバイスの Inquiry(問い合わせ)を開始しま す(画面左)。Inquiry 終了後、発見された Bluetooth デバイスの情報を順番に取得します(画面右)。 アプリケーション起動時に Inquiry を実行することが可能です。 (2) Bluetooth デバイスの追加 [デバイス]メニューから[デバイスの追加]を選択すると、Bluetooth アドレス入力画面が表示されます。 Bluetooth アドレスを入力して[OK]ボタンをタップすると、Inquiry 実行時に発見されなかった Bluetooth デバ イスを一覧に追加することができます。 46
DT-870M51 アプリケーション解説書 (3) Bluetooth デバイス情報の取得 画面に表示されている Bluetooth デバイスのアイコンを一つ選択して、[デバイス]メニューから[プロパティ]を選 択すると、Bluetooth デバイスのプロパティが表示されます。 表示される項目は、以下の通りです。 ・Bluetooth デバイス名 ・Bluetooth アドレス ・Bluetooth デバイスタイプ [サービス]ボタンをタップすると、Bluetooth デバイスのサービス情報を取得することができます。 47
DT-870M51 アプリケーション解説書 (4) Bluetooth デバイスのボンディング 画面に表示されている Bluetooth デバイスのアイコンを一つ選択して、[デバイス]メニューから[デバイスの信頼] を選択します。しばらくすると、PassKey 入力要求の画面が表示されます。任意の PassKey を 16 文字以内で 入力してください。ボンディングを実行する通信先の Bluetooth デバイスにも、同じ PassKey を入力してくださ い。 ボンディングに成功すると、ボンディングを実行した Bluetooth 機器との接続時および通信時に、PassKey を要 求されなくなります。 ※注意事項 通信先の Bluetooth デバイスによっては、PassKey が 4 桁までしか設定できない場合があります。通信する Bluetooth 機器の説明書も参照してください。 48
DT-870M51 アプリケーション解説書 (5) Object Push プロファイルによるファイル送信 画面に表示されている Bluetooth デバイスのアイコンを一つ選択して、[デバイス]メニューから[ファイル送信]を 選択すると、ファイル選択画面が表示されます(画面左)。ファイルを選択して[OK]ボタンをタップすると、ファイ ル送信進捗画面が表示され、ファイル送信を実行します(画面右)。 ※注意事項 通信先の Bluetooth デバイスによっては、特定の拡張子のファイル(.
DT-870M51 アプリケーション解説書 (6) HT 本体の各種設定 HT 本体の Bluetooth デバイスの各種設定をします。[設定]メニューから、以下の項目が選択可能です。 [デバイス名] Bluetooth デバイス名および Bluetooth デバイスタイプの設定 [セキュリティ] Bluetooth デバイスのセキュリティレベルの設定 [ツール設定] Bluetooth 設定ツールの動作設定 [Object Push] Object Push の Inbox および vCard の設定 いずれかの設定用画面を表示した後、タブを切り替えて他の設定用画面を表示することが可能です。 50
DT-870M51 アプリケーション解説書 (7) 画面表示設定 Bluetooth 設定ツールの画面表示の設定をします。[設定]メニューから、以下の項目が選択可能です。 [表示] Bluetooth デバイスのアイコン表示方法の設定 [Large Icons] / [Small Icons] / [List] / [Detail]の中から選択します。 [アイコンの整列] Bluetooth デバイスのアイコンの並び方の設定 [by Name] / [by Address] / [by Type]の中から選択します。 [ツリーを表示] Bluetooth デバイスのツリー表示の有無の設定 アイコン表示を Detail にしたときの画面表示 ツリー表示を無しにしたときの画面 (8) バージョン情報の表示 [Help]メニューから[バージョン情報]を選択すると、バージョン情報を表示します。 51
DT-870M51 アプリケーション解説書 (9) アプリケーションの終了 [ファイル]メニューから[終了]を選択すると、アプリケーション終了確認画面が表示されます。[はい]をタップする と、アプリケーションを終了します(画面左)。 画面に砂時計が表示されている状態でアプリケーションを終了しようとした場合、エラーが表示され、 アプリケーションは終了しません(画面右)。 52
DT-870M51 アプリケーション解説書 (10) Bluetooth シリアル接続時の画面 Bluetooth シリアルポートを使用して通信を開始する場合、Bluetooth 携帯電話を使用してダイヤルアップ接続 を行う場合、BluetoothLAN 接続を行う場合には、接続する Bluetooth 機器を選択するための画面が表示され ます。 Bluetooth 機器との接続を行う場合は、一覧に表示されている Bluetooth 機器を一つ選択して、[接続]ボタンを タップします。Inquiry を実行して最新の Bluetooth 一覧を表示するには、[一覧の更新]ボタンをタップします。 もし一覧に接続する Bluetooth デバイスがない場合は、[アドレスの入力]ボタンをタップして、Bluetooth アドレ スを直接入力することにより、指定した Bluetooth デバイスと接続することが可能です。 (11) SR モード値の変更方法 参照レジストリ: KEY: HKEY_LOCAL_MACHINE¥Drivers¥BuiltIn¥XCBTStack Value: SRMode (DWORD)
DT-870M51 アプリケーション解説書 3-1-11.
DT-870M51 アプリケーション解説書 <動作モード> 読み取りツールには、下記の 2 つの動作モードが存在します。 読取キー出力 ・読み取ったバーコードをクリップボードに貼り付け、”Ctrl-V”を発行 しキーコードとして出力します。 ・トリガキーを押下すると、バーコードを読み取りキャレットが表示され ている場所へ結果を表示します。 ・読取コード表示モードへ切り替えるためには、タクスバーのアイコン をタップしてメニューを表示させ「メインメニュー」を選択します。メ インメニューでは、「実行」メニューから、「読取キー出力」を選択し ます。 ・終了する場合は、タクスバーのアイコンをタップしてメニューを表示 させ「終了」を選択します。 読取キー出力(メニュー表示) 読取コード表示 ・読み取ったバーコード・バーコード種別等を自身のウィンドウへ表 示します。 ・トリガキーを押下すると、バーコードを読み取り最上部のエディット ボックスへ結果を出力します。 読取コード表示 ・読取キー出力モードへ切り替えるためには、「メインメニュー」を選 択します。メインメニューでは、「実行」メニューから、「読取キー出 力」を
DT-870M51 アプリケーション解説書 <バーコードの読取> • 左右どちらかのトリガキーを押下すると、レーザーを照射しバーコードを読み取ります。 • 両方のトリガキーを押下すると、ひとつのトリガキーとしての KeyDown/KeyUp のイベントが発生するため、 押下されていないのと同じ状態になります。このため、両方のトリガキーが押下されるとレーザーを消灯し、 バーコードを読み取ることが出来ません。 <バーコードの読取設定> • 起動時に FlashDisk¥CASIO¥OBRDRV.
DT-870M51 アプリケーション解説書 3-1-12.スキャナ設定ツール 本アプリケーションは、バーコードを読み取るための各項目を設定するために使用します。本アプリケーションで設定さ れた内容は、OBRDRV.
DT-870M51 アプリケーション解説書 <コードオプション設定> 各バーコードに対して各種項目を設定します。 ・バーコードを選択し、そのバーコードに対して 読取有効 読取桁数(最大)/(最小) 出力フォーマット チェックデジット(計算) チェックキャラクタ出力 等を設定してください。 ※バーコードの種類により、上記の設定項目は変化します ・設定を保存するためには、右上の「OK」ボタンを押下して下さい。 「OK」を押下せずに「×」ボタンを押すと、設定は保存されません。 <読取動作設定> バーコードを読み取る場合の動作(制御)に関して、各種項目を設定します。 ・読取動作に関する下記の設定に関して、メニューから選択して設定し て下さい。 読取方法 (単発読み or 連続読み) ブザー制御 (ブザー有 or ブザー無) LED 制御 (LED 無 or LED 有 or LED 有(エラー時除く)) 出力バッファ (OBR バッファ出力 or キーメッセージ出力(指定ウィンドウ) or キーメッセージ出力(アクティブウィンドウ)) 終了コード (CR or LF or CR+LF or TAB) 読取動作 (
DT-870M51 アプリケーション解説書 <その他の設定> デフォルト設定に戻す 工場出荷時設定に戻し、OBRDRV.INI へ保存します。 ログ情報を取得する バーコードドライバの制御で問題が発生した場合に、ドライバの 制御ログ情報とデーコードログ情報をファイルに出力します。出 力ファイル/出力場所は下記の通りです。 ・制御ログ情報 マイコンピュータ¥ObrLog.dat マイコンピュータ¥DecodeLog.
DT-870M51 アプリケーション解説書 3-1-13.電卓 電卓は、12 桁の電卓アプリケーションです。 基本計算,定数計算,逆数計算,開平計算,パーセント計算の各種演算機能をサポートします。 表示領域の上段にはメモリー内容を、下段には計算値(演算時の 四則演算符号と定数(K)を含む)を表示します。 [COPY]ボタンを押すと計算値をクリップボードにコピーします。 画面右上の[×]ボタンを押すと電卓を終了します。 メニューの構成は以下のとおりです。 [編集]−[コピー]:計算値をクリップボードにコピー [編集]−[バージョン情報]:バージョン情報表示 演算仕様はカシオ電卓に準拠します。具体的な操作仕様について説明します。 基本計算 例題 52+123-63=113 操作 53+ 12363= 2.3×6×5.2= 56×3−89÷5.2+63= 表示窓 + - 1234567890×741853= E 例題 12+23=35 45+23=68 7-5.6=1.4 2-5.6=3.6 2.3×12= 4.5×12=54 45÷9.6=4.6875 78÷9.6=8.
DT-870M51 アプリケーション解説書 開平計算 例題 4 操作 5=2.23606797749 5 81=3 81 ( 2+ 3)×3= 2 表示窓 2.23606797749 3. +3 9.43879310979 ×3= パーセント計算 例題 割合 1500 円の 26%は 割増し 3620 円の 15%増しは 値引き 4750 円の 4%引きは 比率 75 個は 250 個の何%か 操作 表示窓 1500×26% 390. 3620×15%+ 4163. 4750×4%− 4560. 75÷250% 30. 変化率(増減比率) 141 万円は 120 万円の何%アップか 141−120% 240 円は 300 円の何%引きか 240−300% 売価設定 仕入価格 3540 円の品物に、売価の 3540+25% 25%の利益を見込んだとき、売価 (続けて) − および利益額は 17.5 -20. 4720. 1180.
DT-870M51 アプリケーション解説書 3-1-14.本体コピーツール 本体コピーツール(HTCopy.
DT-870M51 アプリケーション解説書 送信側の端末は[送信]ボタンのタップにより表示される送信設定ダイアログで送信するファイル及びレジストリを チェックします。 [送信開始]ボタンをタップすると、送信内容をチェックした後、送信を開始します。 なお、送信設定ダイアログで設定できる内容は以下のとおりです。 ・ラムディスク ・・・・・・・・・ RAM 内にあるファイル ・フラッシュディスク ・・・・ FlashDisk 内にあるファイル ・日付時刻 ・・・・・・・・・・・ 日付時刻に関するファイル ・Reg.ALL ・・・・・・・・・・・ 全てのレジストリ情報(Reg.User と Reg.Display も自動的にチェックされます) ・Reg.User ・・・・・・・・・・・ ユーザレジストリ情報 ・Reg.
DT-870M51 アプリケーション解説書 3-1-16. IME 設定ツール <概要> ※このプログラムは、ServicePack1 をインストールすることで追加されるプログラムです。 以下の設定については ServicePack1 がインストールされていることを前提としています。 本ツールは通常の Pocket IME 2.
DT-870M51 アプリケーション解説書 <IME ツールバー表示切り替え方法> ①コントロールパネルによる IME ツールバー表示切り替え コントロールパネルを用いて IME ツールバーの表示/非表示を切り替えることができます。 『コントロールパネル』を開き、『IME 設定』を開きます。『IME ツールバーを表示する』のチェッ クの有無を設定し OK を押すことで反映されます。 ②アプリケーションプログラムからの IME ツールバー表示切り替え レジストリ操作および IMM API を使用することにより、アプリケーションプログラムから IME ツー ルバーの表示/非表示を切り替えることができます。 (1) レジストリの IME 設定値を以下のように変更します。 キー 値 HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥CASIO¥ImePatch DispStatusBar 0 : IME ツールバー非表示 (DWORD) 1 : IME ツールバー表示 (2) IMM API の ImmOpenStatus()関数をコールして、IME のオン/オフを切り替えます。 以下のように、いった
DT-870M51 アプリケーション解説書 <サンプルプログラム> eMbedded C/C++を用いた場合のサンプルプログラムを以下に示します。 // IME ツールバーの表示/非表示を切り替えます // bDisp=TRUE(表示), FALSE(非表示) VOID SetImeToolBar( BOOL bDisp) { HKEY hKey; DWORD dwDisp; if ( bDisp) dwDisp = 1; else dwDisp = 0; // レジストリを設定します RegOpenKeyEx( HKEY_LOCAL_MACHINE, TEXT("SOFTWARE¥¥CASIO¥¥ImePatch"), 0, KEY_READ, &hKey); RegSetValueEx( hKey, TEXT("DispStatusBar"), 0, REG_DWORD, (LPBYTE)&dwDisp, sizeof( DWORD)); RegCloseKey( hKey); // いったん IME をオフしてから IME をオンします。 ImmSetOpenStatus( NULL, FALSE)
DT-870M51 アプリケーション解説書 3-1-17.
DT-870M51 アプリケーション解説書 3-1-18.自動復旧ツール インストール これを実行することにより、自動復旧を行うための環境が作成されます。 自動復旧ツールは電池消耗等によりRAM上のファイルやレジストリ等が消失してしまっ た場合に自動的に元の状態に戻すためのツールです。 ※「自動復旧ツール」に関する詳細については、後述 <自動復旧ツールについて> を参照してください。 [スタート]→[プログラム]→[ユーティリティ]→[自動復旧インストール]を実行すると、下記 環境がインストールされます。 「FlashDisk」下に 「CASIO」フォルダを作成し、 その下に 「Restore.exe」(自動復旧ツール) を作成。 【!注意事項!】 「自動復旧ツール インストール」で環境作成を実行し、「Restore.exe」を実行しバックアップをとると、 「Restore.exe」は「Setup.exe」にファイル名が変更されます。そのため自動復旧ツールを使用する場 合には「Setup.
DT-870M51 アプリケーション解説書 < 自動復旧ツールについて > ①概要 自動復旧ツール(restore.exe)は、電池消耗等によりRAM上のファイルやレジストリ等が消失してしまった場合に自動的 に元の状態に戻すためのツールです。 このツールでは、バックアップツール(cf_backup.exe)を使って (1) システムデータのバックアップ (2) システムデータのリストア (3) ユーザが指定するセットアップアプリの自動実行 を行います。バックアップ時は、restore.
DT-870M51 アプリケーション解説書 ②想定運用 自動バックアップツールを使用する際には、以下のような運用手順となります。 (1)初期設定作業(システム管理者作業) ①アプリケーションのインストール ②マシン初期設定 ③バックアップの実行 ① DT-5100/DT-870 の RAM あるいは FlashDisk にアプリケーションをインストールします。 ② SS無線設定や IP アドレス等の初期設定を行います。 ③ RESTORE.
DT-870M51 アプリケーション解説書 (2)実運用作業(ユーザー作業) ①業務運用 ②メモリ消失 ③リストア実行 ① 実業務を行います。 必要に応じて、バックアップツールにてバックアップを取ります。 ② 電池消耗等で RAM 上のメモリが消失。 ③ RAM 上のメモリが消失した場合、電源ON時に自動的に自動復旧ツールが起動し、FlashDisk 上のバックアッ プデータを RAM 上にリストアし復旧します。 (3)退避/復元リソース 設定のタイミング バックアップ時 リストア時 インストール時 設定時 各種の設定情報 ○ バックアップ・ファイルへ退避 バックアップ・ファイルより復元 バックアップ・ファイルへ退避 バックアップ・ファイルより復元 バックアップ・ファイルへ退避 バックアップ・ファイルより復元 (レジストリ、環境ファイル等) ユーザ・アプリケーション ○ (RAMドライブ上のもの) ユーザ・アプリケーション ○ (FROMドライブ上のもの) サービスパック ○ (RAMに展開後のファイル) バックア
DT-870M51 アプリケーション解説書 ③機能詳細および操作 (1)バックアップ ※ Setup.exe がリストア用のプログラムとして使用されるため、ユーザーが使用できる自 動セットアッププログラム名を用意しています。 バックアップは次の動作により行います。 (1)“¥FlashDisk¥CE¥ARM”フォルダに“Setup.exe”が存在する場合、“SetApl1.exe” または、“SetApl2.exe”、 “SetApl3.exe”に手動でリネームします。 (2)“¥FlashDisk¥CASIO”フォルダにある“Restore.exe”を手動で実行します。 ① 起動されると、“¥FlashDisk¥CE¥ARM¥”以外のフォルダで実行されてることを確認し、バックアップ モードに移行します。 ② ユーザセットアップアプリが所定のフォルダにある場合、これらを以下のレジストリに登録します。 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥Drivers¥CASIO¥UTIL¥FLSETUP] ”1”=”¥CE¥ARM¥SetApl1.exe” ”2”=”¥CE¥ARM¥SetApl2.
DT-870M51 アプリケーション解説書 ④ バックアップが終了します。 (カードバックアップツールの終了メッセージボックスの表示内容からバックアップの成功/失敗を判別し、 メッセージボックスを自動的に閉じます。) ⑤ “ ¥Windows¥CF_Backup.exe ” を コ ピ ー し て 、 フ ァ イ ル 属 性 を 「 隠 し フ ァ イ ル 」 、 名 前 と 場 所 は “¥FlashDisk¥Backup¥CF_Backup.exe”に変更して保存します。 ⑥ 自分自身(Restore.exe)を “¥FlashDisk¥CE¥ARM¥Setup.
DT-870M51 アプリケーション解説書 (2)リストア リストアは次の動作により行います。 (1) フ ル リ セ ッ ト 後 、 シ ス テ ム が 起 動 し 、 Welcome 画 面 が 表 示 さ れ て か ら 約 10 秒 後 、 “¥FlashDisk¥CE¥ARM¥Setup.exe“にリネームしてコピーされた本ツールがシステムから呼び出され、自動 的に起動します。 (左記は DT-5100 の画面例です。) ① “¥FlashDisk¥CE¥ARM¥”フォルダで実行されていることを確認し、リストアモードに移行します。 ② 以下のレジストリ情報が読めないことをチェックし、メモリ情報が消去されていることを確認します。メモリ 情報が残っていた場合、リストアを行わずに終了します。 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥Drivers¥CASIO¥UTIL¥RESTORE] ”RestoreFlag”=1 ③ Welcome 画面を自動的に閉じます。 (2)キャリブレーションデータ(¥FlashDisk¥Calibrate.
DT-870M51 アプリケーション解説書 面の指示にしたがってキャリブレーション設定を行います。 (3)日付/時刻設定画面が表示されます。設定を行い、[OK]をタップして画面を閉じます。 (完全放電の場合、日付時刻も初期値に戻る場合があるので、必ず確認してください。) (4)バックアップ時に“FlashDisk¥CASIO”にコピーしたカードバックアップツールが自動的に起動され、リストアを行いま す。 ① リストアが終了します。 (カードバックアップツールの終了メッセージボックスの表示内容からリストアの成功/失敗を判別し、メッセー ジボックスを自動的に閉じます。) ② 以下のレジストリにリストア完了情報を保存します。 [HKEY_LOCAL_MACHINE¥Drivers¥CASIO¥UTIL¥RESTORE] ”RestoreFlag”=1 (5)リストア終了のメッセージが表示されます。その 5 秒後にリセットを実行します。.
DT-870M51 アプリケーション解説書 (6)システムの再起動後、ユーザセットアップアプリが自動実行されます。 (SetApl1.exe、SetApl2.exe、SetApl3.exe が存在した場合。) (3)ログ機能 ¥FlashDisk¥CE¥ARM¥Restore.log にログを保存します。バックアップ/リストア合わせて最大 30 回分保持し、30 回 を超えたときは古いログから削除されます。 (4)リストア時のスキップ機能 リストアモード起動時に、[5]キーが押されていた場合、短いブザー音がなり、処理をスキップして終了します。 (5)エラーについて 次の条件の時、エラーが起こります。 ローバッテリー状態でバックアップ/リストアを行ったとき。 FlashDisk の空き容量が足りない状態でバックアップを行ったとき。 メモリの空き容量が足りない状態でバックアップ/リストアを行ったとき。 (6)注意事項 本ツールにおいて、リストアを行う際、OS のアプリ自動実行機能を使用しています。 このため、バックアップの際に“¥FlashDisk¥CE¥ARM”フォルダに“Setup.
DT-870M51 アプリケーション解説書 3-2.ホストユーティリティ CASIO が提供する PC 上で実行する Application について説明します。 3-3-1.
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