User manual - DT-870M51(LaserScanner)バーコードスキャナー機能解説書ver.1.00(2003年9月22日)
DT-870M51 バーコード機能解説書
3-2.関数詳細
題目
OBR BIOS開始処理
関数名
OBROpen
種類
機能
OBRの開始処理を行ないます。
①動作モードの更新
②バッファの初期化
③OBRシステムデータの読込み
④ハードウエア制御(割込み etc)
⑤トリガーキーの登録を行い、トリガーキーをドライバに専有します。
C言語インタフェース
【コーリングシーケンス】 int OBROpen(HANDEL apHwnd,DWORD dwMode);
【パラメータ】 HANDEL apHwnd :アプリケーションウィンドウハンドル
キー入力データ出力(指定したウィンドウハンドルに出力)指定する
場合に本パラメータにて指定されたウィンドウハンドル
に出力します
注:動作モード設定の出力バッファ指定を参照して下さい
DWORD dwMode :オープンモード(以下の項目の論理和で指定)
OBR_CD39 :CODE39
OBR_NW_7 :NW-7
OBR_WPCA :WPC(UPC-E 以外)addon
OBR_WPC :WPC(UPC-E 以外)
OBR_UPEA :UPC-E addon
OBR_UPE :UPC-E
OBR_IDF :Industrial 2of5
OBR_ITF :Interleaved 2of5
OBR_CD93 :CODE93
OBR_CD128 :CODE128
OBR_MSI :MSI
OBR_IATA :IATA
OBR_CHK_ON :チェックデジット実行指示
OBR_OUT_ON :チェックキャラクタ 出力指示
【戻り値】OBR_OK 0x00000000 :正常終了
OBR_PON 0xFFFF0700:オープン済み
OBR_NOT_DEVICE 0xFFFF0703:OBR(スキャナ部)非常駐状態
OBR_NOT_DEVICE_DECODE 0xFFFF0704:Decode(デコーダ部)常駐失敗
OBR_ERROR_HOTKEY 0xFFFF0705:RegisterHotKey エラー(トリガーキー登録失敗)
備考
現在設定されている動作モードでオープンする場合は、オープンモードに“0”を指定します。
オープンモードが“0”以外の場合、動作モードを一度初期化し、指定されたコードの内容で設定を行ないま
す。使用コードのチェックデジット/チェックキャラクタ以外の項目は初期値になります。
本関数で設定できない項目は、動作モードの設定関数で設定を行ってください。
エミュレータの処理
① OBROpen() 実行済みならエラーを返します。
② アプリケーションの Window ハンドルとオープンモードを内部に格納します。
オープン済みフラグをオンします。
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