User manual - イメージャライブラリマニュアルver.1.06(2012年3月29日)

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3.10 IMGSetDecodeWindow
デコードウィンドウ(シンボル読み取り範囲)を設定します。
[C++]
int IMGSetDecodeWindow(
int
nMode
,
int
nLeft
,
int
nTop
,
int
nRight
,
int
nBottom
)
[Visual Basic]
Public Shared Function IMGSetDecodeWindow( _
ByVal
nMode
As Int32, _
ByVal
nLeft
As Int32, _
ByVal
nTop
As Int32, _
ByVal
nRight
As Int32, _
ByVal
nBottom
As Int32 _
) As Int32
[C#]
public static Int32 IMGSetDecodeWindow(
Int32
nMode
,
Int32
nLeft
,
Int32
nTop
,
Int32
nRight
,
Int32
nBottom
)
解説
デコードウィンドウ(シンボル読み取り範囲)を設定します。
デコードウィンドウを設定することにより、シンボルを読み取る範囲を限定することができます。
デコードウィンドウに IMG_DW_CENTER1 もしくは IMG_DW_CENTER2 を設定すると、エイマー中心
付近のシンボルのみを読み取ることができます。
また、デコードウィンドウに IMG_DW_USER を設定すると、読み取り範囲を座標で指定することができ
ます。
DeviceEmulator では、設定値を内部変数として格納するため、何も動作しませんが、
IMGGetDecodeWindow 関数を実行することにより、設定値を確認することができます。
パラメータ
nMode
デコードウィンドウモードを指定します。
IMG_DW_NONE
: デコードウィンドウ無効(デフォルト)
IMG_DW_CENTER1
: エイマー中心付近の単一シンボルを読み取ります
IMG_DW_CENTER2
: エイマー中心付近の Composite コードを読み取ります
IMG_DW_USER
: デコードウィンドウを座標で指定します
DT-X8-4x シリーズでは IMG_DW_NONE および IMG_DW_CENTER1 のみ有効です