User manual - Windows CE ファーストステップガイドver.1.05(2011年2月18日)
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13. DT-5300 をご利用上の注意事項
DT-5300 では、下記のような注意事項がございます。
ご利用の前には、下記内容に特にご留意いただき、動作確認等をお願い致します。
13.1 仕様
No
項目 内容 回避方法
1 Active
Sync
ActiveSync の「バックアップ/復元」
機能は利用できません。
データをバックアップ/リストアする場合には、
内蔵の「カードバックアップツール」もしくは
「自動復旧ツール」を使用してください。
2
システム FlashROM のデータ記憶用メモリの
残容量を 1Mbyte 以下にしないでく
ださい。
FlashROM のデータ記憶用メモリの残容量が
少なくなるとアプリケーションが起動できなく
なったり、システムが不安定になったりしま
す。データ記憶用メモリが少なくなる前に定
期的にディスク容量のチェックをするようにし
てください。
3
コマンドプ
ロンプト
ディスク名称を含むフォルダ名称に
スペースが含まれていると、BAT フ
ァイルの起動に失敗します。 “My
Documents” フォルダ下にある
BAT ファイルなどがこれに相当しま
す。また、BAT ファイル名称自体に
スペースが含まれていても、同様に
起動に失敗します。
以下のいずれかの方法で回避してください。
・BAT ファイルはスペースを含まないフォルダ
から起動してください。
・BAT ファイルの名称には、スペースを使用し
ないでください。
4
エクスプロ
ーラ
エクスプローラでフォルダを開いた
まま、繰り返しファイルに書き込みを
行うと、メモリリークを発生することが
あります。
ファイルの書き込みを行う際は、同じフォルダ
をエクスプローラで表示しない状態で行って
ください。
5
本体間
コピー
無線 LAN の設定を[コントロールパ
ネル]→[ネットワークとダイアルアッ
プ接続]→[SDIO86861]で行った
あとに、本体間コピーにて、親機か
ら子機へコピーした場合に、子機に
無線 LAN の設定が反映されない。
親機から子機へ無線 LAN の設定もコピーす
る場合は、コントロールパネル→[無線 LAN
設定]にて無線 LAN の設定を行ってくださ
い。本作業にて、フラッシュディスク内に無線
LAN の設定ファイルが作成されます。その
後、本体間コピーの[送信項目]で[フラッシュ
ディスク]を選択して、本体間コピーを行って
ください。