User manual - Windows CE ソフトウェアマニュアルver.1.05(2010年6月30日)

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レーザーフォーカス
隣り合うバーコードの両方にレーザーが照射してしまう状態で、バーコードの読み取りを行うと、どのバー
コードを読み取ったのかわかりにくいといった場合があります。このような場合、レーザフォーカス機能を有
効にすると、バーコードの読み取り成功時に、読み取ったバーコードをレーザーによって指し示し、どのバ
ーコードを読み取ったのかをユーザーに通知します。
レーザーフォーカスはレーザースキャナライブラリを使用して、有効/無効の設定が可能です。コントロー
ルパネルの「スキャナ設定」でも設定できます。
デフォルトは「レーザーフォーカス無効」です。
この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
レーザースキャナライブラリ
OBRSetFocus
レーザーフォーカスの設定
OBRGetFocus
レーザーフォーカスの取得
トリガキー立上げ
トリガキーを電源オン要因に設定しておくと、電源オフしているときにトリガキーを押すと電源をオンするこ
とができます。
この設定で、スキャナを使用しているアプリケーション実行中に電源オフして、トリガキーを押すと、電源オ
ン→バーコード読み取りを、1アクションで行うことができます。
デフォルトは OFF です。
コントロールパネルから設定することはできません。
この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
システムライブラリ
SysSetBootup
電源 ON 有効/無効の設定
SysGetBootup
電源 ON 有効/無効の取得
トリガキー指定
本体前面の、エンターキー/上下左右カーソルキー/サイドトリガキー/センタートリガーを、トリガキーとして
設定することが可能です。
デフォルトは、サイドトリガキーおよびセンタートリガキーのみ有効です。
この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
レーザースキャナライブラリ
OBRSetScanningKey
読み取り開始キーの設定
OBRGetScanningKey
読み取り開始キーの取得