User manual - イメージャライブラリマニュアルver.1.06(2012年3月29日)

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■デコード処理の中断方法について
デコード関数(IMGWaitForDecodeIMGWaitForDecodeRaw)を、処理の途中で終了させるには、以
下の 2 通りの方法があります。
(1) コールバック関数を使用する方法
以下のようなコールバック関数を作成し、その関数のポインタを、IMGWaitForDecode 関数もしくは
IMGWaitForDecodeRaw関数の第 7引数( fpCallBack)に指定してください。トリガキーが押されている
間だけデコードを行う場合は、この方法を使用してください。
#define VKEY_L_TRIGGER 0x87
#define VKEY_R_TRIGGER 0x84
// Callback Function fCallBack
// Returns TRUE : L or R trigger key is pushed down
// FALSE : L or R trigger key is not pushed down
BOOL fpCallBack( VOID)
{
if( GetAsyncKeyState(VKEY_L_TRIGGER) < 0 || GetAsyncKeyState(VKEY_R_TRIGGER)
< 0)
{
return TRUE;
}
else
{
return FALSE;
}
}
(2) IMGStopDecode 関数を使用する方法
デコードを中断したいタイミングで、デコード関数(IMGWaitForDecodeIMGWaitForDecodeRaw
)とは別のスレッドから IMGStopDecode 関数をコールしてください。デコード関数の第 7 引数
( fpCallBack)には NULLを指定してください。任意のタイミングでデコード処理を中断したい場合は、こ
の方法を使用してください。