User manual - Windows CE ソフトウェアマニュアルver.1.07(2010年9月7日)
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デコーダ学習機能
デコーダ学習機能とは、デコードを行う際の判定基準値や、閾値などのパラメータを自動的に変更するこ
とにより、印字品質の悪いバーコードの読取精度を向上させるための機能です。
デコードのパラメータを変更すると、読み取りの特性も変化します。
読み取りの精度悪化を防ぐために、まずは標準のデコーダによるデコードを行い、その次にカスタマイズ
デコーダによるデコードを行い、処理完了の時点でデコードできなかった場合にのみ、学習機能によるデ
コードを行います。
デコード OK?
標準デコード
カスタマイズデコード
デコード
失敗
デコード OK?
デコード
成功
デ
コー
ド
開始
学習機能デコード
デコード OK?
No
Ye s
No
Ye s
No
Ye s
※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
レーザースキャナライブラリ
OBRSetDecodeLearningMode
デコーダ学習機能の設定
OBRGetDecodeLearningMode
デコーダ学習機能の設定を取得