User manual - Windows CE ソフトウェアマニュアルver.1.07(2010年9月7日)
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レーザフォーカス
隣り合うバーコードの両方にレーザが照射してしまう状態で、バーコードの読み取りを行うと、どのバーコ
ードを読み取ったのか、わかりにくいといった場合があります。
このような場合、レーザフォーカス機能を有効にすると、バーコードの読み取り成功時に、読み取ったバ
ーコードをレーザによって指し示し、どのバーコードを読み取ったのかをユーザに通知します。
レーザフォーカスはレーザースキャナライブラリを使用して、有効/無効の設定することが可能です。
デフォルトは「レーザフォーカス無効」です。
※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
レーザースキャナライブラリ
OBRSetFocus
レーザフォーカスの設定
OBRGetFocus
レーザフォーカスの取得
トリガキー立上げ
トリガキーを電源オン要因に設定しておくと、電源オフしているときにトリガキーを押すと電源をオンするこ
とができます。この設定で、スキャナを使用しているアプリケーション実行中に電源オフして、トリガキーを
押すと、電源オン→バーコード読み取りを、1 アクションで行うことができます。
デフォルトは OFF です。
※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
システムライブラリ
SysSetBootup
電源 ON 有効/無効の設定
SysGetBootup
電源 ON 有効/無効の取得
トリガキー指定
本体前面の、エンターキー/上下左右カーソルキー/サイドトリガキー/ガントリガー(オプション)/センタート
リガーをトリガキーとして設定することが可能です。
デフォルトはサイドトリガキーのみ有効です。
※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
レーザースキャナライブラリ
OBRSetScanningKey
読み取り開始キーの設定
OBRGetScanningKey
読み取り開始キーの取得