User manual - Windows CE ソフトウェアマニュアルver.1.07(2010年9月7日)
104
ユーザ通知方法
VDET1 状態時には、アプリケーションに対して、WM_POWERBROADCAST メッセージで
PBT_APMBATTERYLOW を定期的に送信します。
アプリケーションから電圧監視を行う場合は、GetSystemPowerStatusEx2() API を使用します。
取得可能な値を以下にしめします。
表 2-77
ACLineStatus
BatteryFlag
BatteryLifePercent
BackupBatteryFlag
BatteryChemistry
Win32 API を使用することで、詳細のメインバッテリ値を取得することが可能です。
2.8.4 電源ON要因
電源 ON 要因には、次の種類があります。
• 電源 OFF 中に電源キーを押した。
• Alarm 機能により、指定時間となった。
• 本体を I/O ボックスにのせた。(I/O ボックスから給電されている場合)
• トリガキーを押した。
• Bluetooth モジュールからの起動要求が発生した。
• WakeOn 設定中に VDET1 が発生した。
すべての ON 要因は、システムライブラリを使用して設定・解除することが可能です。
※ この機能に関連するライブラリ関数は、以下のとおりです。
システムライブラリ
SysSetBootup
電源 ON 有効/無効の設定
SysGetBootup
電源 ON 有効/無効の取得
電源 ON 不可条件
電源 ON 時に、以下の項目が該当する場合は、電源を ON しません。
• 主電池電圧が起動不可レベルの場合。(VDET2 以下)
• 電池カバーロックが開いていた。