User manual - レーザスキャナライブラリマニュアルver.1.06(2011年12月26日)

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4.9 OBRSetSwingAngle
レーザ振れ角制御モードを設定します。
[C++]
int OBRSetSwingAngle(
DWORD
dwMode
)
[Visual Basic]
Public Shared Function OBRSetSwingAngle( _
ByVal
dwMode
As Int32 _
) As Int32
[C#]
public static Int32 OBRSetSwingAngle(
Int32
dwMode
);
解説
レーザ振れ角制御モードを設定します。各振れ角モードでのレーザの照射幅は、OBR キャリブレーシ
ョンにより設定することができます。OBR キャリブレーションにより設定を行わなかった場合は、工場出
荷時に設定された照射幅となります。
Device Emulatorでは、設定値を内部変数として格納するため、何も動作しませんが、
OBRGetSwingAngle関数
を実行することにより、設定値を確認することができます。
パラメータ
dwMode
レーザ振れ角制御モードを、以下の値で指定します。
OBR_SWING_OFF
: 振れ角制御なし
OBR_SWING_WIDE
: 振れ角大
OBR_SWING_MIDDLE
: 振れ角中
OBR_SWING_NARROW
: 振れ角小
戻り値
OBR_OK
: 正常終了
OBR_PON
: オープン済み
OBR_NOT_DEVICE
: スキャナドライバエラー
Device Emulator では発生しません
OBR_PRM
: パラメータエラー
FUNCTION_UNSUPPORT
: 未サポートエラー
補足
OBR キャリブレーションは、レーザスキャナ設定ユーティリティから行うことができます。キャリブレーショ
ンを行うためには、専用のバーイメージが必要となります。