User manual - 無線LANアクセスポイント設定マニュアルVer1.00a(2014年8月5日)
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制約事項・注意事項一覧
①、「Aironet Extension(CiscoAP拡張機能)」設定を外してください。
通信が切断されたり、APが近くにあるにも関わらず接続できないことが
あります。
※P5参照
②、Aironet-1121GのWEB画面のデータレート設定変更で、設定画面にある
全レートの「Require」にチェックを入れて設定を行う通信接続が出来なく
なります。
デフォルトは1M/2M/5.5M/11Mにのみチェックが入っています。
データーレートの設定は、お客様の環境に合わせて最適なデータレート
を設定してください。
※P11参照
③、Aironet-1121GのWEB画面での各種設定後は、HTをリセットしてから
ご使用下さい。リセットを行わないと、再接続・IP情報更新(IPアドレスの
再取得)が出来なくなる場合があります。
また、再設定後はHT⇒APに接続し、IP更新できるまで30~60秒かかる
場合もあります。
④、無線LANとIrDA(IO-BOX経由)での通信を同時に行うとIO-BOXの通信
が中断されます。送信側のポートが干渉し合い、優先度の低い側が切断
されたことによるもので仕様の為、制約とします。
⑤、まれに「CommunicationError」が発生する場合があります。
カシオでのエージング中に「CommunicationError」が発生する場合が
ありましたが、発生頻度も非常に低く、発生後もロックやファイルの
破損等もなく通信を継続していることから、制約とします。
⑥、無線環境の構築には、「外部ノイズの影響」「最適なCH設計・設定」
「業務として必要なスループットの見極め」「無線運用ポリシーの確立」
「無線運用ポリシーに則った運用」などを考慮する必要があります。
詳しくは、カシオ計算機の営業にお尋ね下さい。
⑦、電源をOFFにしたAPをネットワークに繋がないで下さい。HUBとの相性に
よっては、PingLossやネットワークダウンを起こすことがあります。この
現象はCisco社のWEBサイトで案内されております。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/wireless/ps4570/products_field_notice09186a00801adba6.shtml
※P15.16参照
⑧、HUBやルータなどの相性の問題も起き得る可能性もありますので、十分
動作確認を行ってから設置してください。
⑨、最新ファームからは 出荷時設定の初期値が変更されています。
特に、無線LANは自分で有効にしないと使えませんので注意してください
(P4参照)