User manual - FLINKライブラリマニュアルver.2.05(2012年3月29日)
59
ファイル送信(FLKFileSend 関数)
複数ファイルの送信を一括して行います。
送信先に指定ディレクトリが存在しない場合は、自動的に作成します。
送信ファイルに対して以下のオプションを選択することができます。
• リードオンリーファイル強制上書きオプション
送信ファイルが、既に受信側にリードオンリーファイルとして存在していた場合、
強制的に上書きすることができます。この指定が無い場合にリードオンリーファイルへの
書き込みを行うと、エラーとなります。
• 再帰呼び出し指定オプション
送信ファイルパス名で指定したディレクトリ傘下のすべてのファイルが転送対象となります。
指定ディレクトリ傘下にサブディレクトリが存在した場合はサブディレクトリ名を付加して
ファイルの送信を行います。
(例)
[送信ファイル名] [送信先ディレクトリ名]
“¥SEND¥AAA.DAT” ”¥RECV¥”
(送信側ディレクトリ構成)
¥---SEND¥----SUB1¥-----AAA.DAT C:¥---RECV¥---SUB1¥----AAA.DAT
| -----SUB2¥-----BBB.DAT | ----AAA.DAT
| -----AAA.DAT
| -----BBB.DAT
• ワイルドカードの使用
送信ファイル名にはワイルドカード(*,?)を使用することができます。
ファイル追加関数(FLKFileAdd 関数)
HT 側ファイルを相手局側ファイルにアペンドすることができます。
相手局側に指定したアペンドファイルが存在しない場合は、新規作成となります。
複数ファイルおよびワイルドカードの指定はできません。
ファイル受信(FLKFileRecv 関数)
複数ファイルの受信を一括して行うことができます。
受信ファイルに対して以下のオプションを選択することができます。
• リードオンリーファイル強制ライトオプション
受信ファイルが、既に受信側にリードオンリーファイルとして存在していた場合でも、上書きすることができ
ます。この指定が無い場合にリードオンリーファイルへの書き込みを行うと、エラーとなります。