User manual - アプリケーション解説書ver.3.00(2005年8月23日)
DT-5100 アプリケーション解説書
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(11)ログファイル
FLCEは、ログファイルを作成し、通信ログを残します。
1)ログファイル名
ログファイル名は、”FLCE.LOG”で固定とします。
変更はできませんので、ログファイルを残したい場合は、ファイル名の変更等で対応します。
2)作成場所
”\Windows\” ディレクトリに作成します。
3)作成方法
既にログファイルが存在していても、新規で作成します。
既存ファイルへ、追加でのロギングは行いません。
ファイル作成が出来ない場合は、ログファイルを作成しません。
コマンドパラメータに、誤りがある場合はログファイルは作成しません。
ログファイルの作成は、通信相手と接続処理が開始された時点から行われます。
4)フォーマット
1 行目: FLCE.EXE のバージョン情報を出力します。
2行目: プロトコルのバージョン(1バイト)情報を出力します。
最初のバージョンは、‘1’です。
3行目: 通信相手機種(最大3バイト)コードを出力します。
① AT … IBM-PC AT 互換機
4行目: セッション ID 情報を出力します。
16進数で出力されます。( 例) 0x0000 )
5行目: 最終イベント情報を出力します。
6行目: 最終フェーズ情報を出力します。
7行目: 終了ステータス情報を出力します。
16進数で出力されます。( 例) 0x0000 )
8行目: 最終送信ファイル名を出力します。
9行目: 最終受信ファイル名を出力します。
以上の9行で出力されます。
2~4行目は、通信相手から取得した情報を出力しますので
HT 対向通信時の、疑似 PC モードで動作している HT 側の
ログファイルには、この行は空白の状態で出力されます。
また、1行80バイト未満で出力していますので、8、9行目の
ファイル名が65(15バイト分は項目名で使用)バイト以上である場合は、
65バイト目以降の文字列は削除されて出力されます。
(12)Help処理
Today 画面またはアプリケーション実行中にスタートメニュー>ヘルプを選択すると、ヘルプファイルが表示され
ます。