User manual - アプリケーション解説書ver.3.00(2005年8月23日)

DT-5100 アプリケーション解説書
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3. HT からドライブレターの必要な OS の動作している通信相手(PC 等)上のファイルまたはディレクトリのパスを表現する
場合は、従来どおり必ずドライブレターをつけて記述して下さい
ただし、上記2.にかかわらず例外として、通信相手から Windows CE 機上のデバイスを指定して、フォーマット、ディスク情報
取得指示を行う場合、ドライブレターに以下の意味を持たせます。ただし、これらの設定はレジストリに記述することで変更可
能です。
C: PC/ATC
FlashDisk D:
(7)存在しないファイルを指定したとき
通信相手側に存在しないファイルまたはディレクトリのパス名を指定した場合は、以下の処理が行われます。
通信相手 受信 削除 移動 送信、送信(追加)
Windows95/Windows NT
DOS A C B D
Windows CE
A C B D
A: 複数指定したパス名のうち 1 つでも存在しなければ、異常終了します
(存在するファイルも転送処理は行われません)
B:指定したパス名が存在しなければ、異常終了します(転送処理は行われません)
C:指定したパス名の中に存在しないパス名があった場合、そのパス名は無視されます
(その他の存在するパス名は全て処理されます)
D:新たにファイルが作成されます
(8)機能と表示
表示種類 機能(プロトコル上のコマンド)
FLCE から指
通信相手か
ら要求
備考
1 C C
2 C C
3 C C
4 A B
5 A B
6 B
7 時刻設定 A A
8 時刻要求 A
9 D
10 ブザー鳴動 A
11 ファイル情報の取得 A
12 ファイル情報の設定 A
13 ディスク情報の取得 A
14 セッション ID およびシステム情報の取得
15 IDLE 通知
16 終了指示
プロトコル内部のコマンドな
ので表示不要
ステータス表示: A 現在実行しているコマンド、または要求を出したコマンドを表示
B A に加え、自機内で処理中のファイルまたはディレクトリを表示
C A に加え、転送中のファイルおよび進捗を表示
D 相手から送られたテキストメッセージを表示
(9)レジストリの設定
レジストリに値を書き込むことにより、通信環境等のデフォルト値を変更することが出来ます。