User manual - アプリケーション解説書ver.3.00(2005年8月23日)
DT-5100 アプリケーション解説書
- 31 -
・ ディレクトリの階層の深さは16までとします。
・ このオプションが指定された場合でも、送信ファイルパス名はフルパス名で指定すること。
・ このオプションが指定されていない場合は、送信ファイルパス名で指定されたファイルだけが、転送ファイル
の対象となります。
3) 送信ファイルパス名
・ 自機側に存在するファイルを、フルパス名で指定すること。
・ 全ファイルを指定する場合は、ファイル名として「*.*」を入力すること。
・ ファイル名にワイルドカードの指定も可能。
・ 全角文字のディレクトリ名、ファイル名の指定も可能。
4) 格納先ディレクトリパス名
・ このコマンドに対しての最終入力パラメータに、通信相手先の格納先ディレクトリ名を記述します。
・ 指定したディレクトリが存在しない場合は、指定した名前でディレクトリが作成されます。
・ ディレクトリ名の終結文字として、「¥」または「\」を入力して下さい。入力しない場合は、パラメータエラーと
なります。
・ 全角文字のディレクトリ名の指定も可能です。
・ 格納先ディレクトリパス名は、通信相手側の OS の命名規則に従って下さい。
ファイル受信
(指定方法)
/R[Option] 要求ファイルパス名 [要求ファイルパス名] […] 受信ディレクトリパス名
(機能説明)
・ 通信相手側に存在するファイルを要求パス名で指定し、ファイルを受信する機能です。
・ 自機マシン側の、受信ディレクトリ内にすでに同名のファイルが存在した場合は上書きを行います。
・ 受信ディレクトリで指定したディレクトリが存在しない場合は、自動的にディレクトリが作成されます。
・ 通信相手側に依存する動作は 2.3 を参照して下さい。
・ 進捗率の表示処理を行います。
(パラメータの説明)
1) コマンド
① /R(Receive) :ファイル受信要求処理
2) オプション
① O(Over Write):リードオンリーファイルの強制上書き指定
・ このオプションが指定されると、リードオンリーファイルに対しても上書き処理を行います。
・ このオプションが指定されない場合、リードオンリーファイルに対して書き込み処理が発生すると異常終了しま
す。
② R(再帰起呼び出し):
・ 要求ファイルパス名で指定されたディレクトリ傘下の全てのファイルが転送ファイルの対象となります。指定デ
ィレクトリ傘下にサブディレクトリが存在した場合はそのサブディレクトリを付加してファイルの受信処理を行いま
す。
・ このオプションが指定されていない場合は、要求ファイルパス名で指定されたファイルだけが、転送ファイル
の対象となります。
・ このオプションが指定された場合でも、要求ファイルパス名にはフルパス名で指定すること。
3) 要求ファイルパス名
・ 通信相手側に存在するファイルで、受信したいファイルをフルパス名で指定します。
・ ファイル名にワイルドカードの指定も可能。
・ 全ファイルを指定する場合は、ファイル名として「*.*」を入力すること。
・ 全角文字のディレクトリ名、ファイル名の指定も可能。
・ 要求ファイルパス名は、通信相手側の OS の命名規則に従って下さい。
4) 受信ディレクトリパス名
・ このコマンドに対しての最終入力パラメータを、受信ディレクトリ名として指定します。
・ 受信ディレクトリは、受信したファイルを格納する格納ディレクトリ名を指定します。
・ 指定したディレクトリが存在しない場合は、指定した名前でディレクトリが作成されます。
・ ディレクトリ名の終結文字として、「¥」または 「\」を入力します。入力しない場合は、パラメータエラーとなり
ます。
・ 全角文字のディレクトリ名の指定も可能。
ファイル送信(追加)
(指定方法)
/A 追加ファイルパス名 ターゲットファイルパス名
(機能説明)