User manual - アプリケーション解説書ver.3.00(2005年8月23日)
DT-5100 アプリケーション解説書
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コマンドの種類
種類 機能 コマンド 指定可能オプション 入力方法例
設定コマンド 通信環境設定 /Y={
デバイス,ボーレート,モード
} なし /Y={IrDA,115200,}
動作コマンド ファイル送信 /S O, R /SOR
ファイル受信 /R O, R /ROR
ファイル送信
(追加)
/A なし /A
ファイル削除 /D O, R /D
ファイル移動 /N なし /N
時刻送信 /T なし /T
アイドル起動 無し スクリプトファイル名
オプション概略
① O(Over Write):リードオンリーファイルの強制上書き指定
・ このオプションが指定されると、リードオンリーファイルに対しても上書き処理を行います。
・ このオプションが指定されない場合、リードオンリーファイルに対して書込処理が発生すると異常終了します。
・ 上書き後のファイルのアトリビュートは送り元のファイルのアトリビュートになります。
② R(再帰呼び出し):
・ 指定されたディレクトリ傘下の全てのファイルが処理の対象となります。指定ディレクトリ傘下にサブディレクトリ
が存在した場合はそのサブディレクトリも含めて処理が行われます。
・ ディレクトリの階層の深さは16までとします。
・このオプションが指定されていない場合は、パス名で指定されたファイルだけが、処理の対象となります。
(5)コマンド、オプションの詳細
ここでは、起動パラメータの指定方法とその意味について記述してあります。
起動パラメータの合計は FLCE を含め 255 文字以下にして下さい。誤った記述や誤ったコマンド、コマンドに対
して設定できないオプション等、 誤ったパラメータが一個所でもあった場合は、通信を開始せず直ちにエラー
終了します。
パラメータ記述の規則
1. 各パラメータ間は全て半角スペースで区切る
2. /Yコマンドは先頭に一回だけ記述できる(省略可)
3. 動作コマンドは、必要パラメータの後に、続けて20個まで指定できる
4. コマンドおよびオプションは大文字小文字どちらも使用可能
5. オプションの指定順は任意
6. オプションはコマンドに続きスペースを空けずに記述する
7. オプションを複数指定する場合はスペースを空けずに記述する
※以降の説明において、[ ]で囲まれたパラメータの指定は任意に指定でき、その他のパラメータは必ず指定して下さい。