User manual - 無線LAN導入マニュアル(アクセスポイント側)ver.1.00(2003年4月7日)

DT-870/5100 DS 無線 LAN 設定マニュアル
42
APの近傍でワイヤレス構成画面を表示し、接続済み SSID が、測定対象のAPのも
のであることを確認する。
AP近傍で、シグナル強度表示が“OK”“良”“最良”であることを確認する。
見取り図中の円の中心から引かれた直線を1本選択し、その直線上の最も内側の任
意の測定点から円の外周に向けて、順次⑥⑦を実施する。
このとき、シグナル強度表示が“非常に低い”“低”にならないかを確認する。
“OK”“良”“最良”であれば、同一方向に更に5∼10m移動し⑦を繰返す。
“非常に低い”“低”になったら少し戻って “OK”“良”“最良”になる場所を
見つける。この場所で Ping を行い、基準以上であることを確認する。基準以下であ
った場合、さらに戻って再度 Ping を行い、基準以上となる場所まで戻る。その場所
を移動した方向における通信距離の限界とし、見取り図にマークする。
測定した方向以外で⑤∼⑧を繰り返し、見取り図のマークを線で結ぶ。
見取り図中の線で囲まれた範囲が、現在のAPの設置位置からの通信可能エリアで
ある。
APの設置場所を変え、②∼⑧を繰り返す。
すべてのAP設置場所について作業が完了したら、次に遮蔽物の周囲でワイヤレス構成
画面および Ping による診断を行う。
表示が “非常に低い”“低”になる場所があれば、その付近にAPを設置して再度
測定を行い、“OK”“良”“最良”になるようにし、Ping による基準以上であるこ
とを確認する。そのときのAPの設置位置を見取り図に記入する。