User manual - 無線LAN導入マニュアル(アクセスポイント側)ver.1.00(2003年4月7日)

DT-870/5100 DS 無線 LAN 設定マニュアル
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3-2.リピーター機能
有線回線上に配置されたAP1台に対し、単独で存在する(有線回線に接続されてい
ない)複数台のAPを経由し、端末が接続できるサービス
IBM 互換機
ワークステーション ワークステーション
AP
AP
リピータを設置することで、有線LANの設置の無い場所でも、通信可能にすることが出来ま
す。
また、リピーターは最大7段まで設置可能です。
1台のアクセスポイントに接続できるリピータの台数は端末台数との合計が2048台までとなり
ます。
リピーターは送受信を同時に行うことが出来ませんので、受信したものを一旦キャッシュし、受
信終了後に送信を行います。(無線回線は半二重通信です)
従って、リピーターを1台経由するごとに通信の遅延が発生します。
回線上の物理レートは最大11Mbpsですが、リピータ使用する場合、上記遅延によるスルー
プット低下が発生します
リピータを1台介した場合、最大スループットは約1/2、2台介した場合は約1/3になります
リピータとなる
アクセスポイント
(1段目)
有線LAN接続元の
アクセスポイント
リピーターサービスエ
リア内の端末装置
AP
リピータとなる
アクセスポイント
(2段目)
アクセスポイントの
サービスエリア(セ
ル)