User manual - DT-5100M50,M50SCとM50SCAの違いについて(2004年4月10日)
3 機能仕様
DT-5100M50SCA の機能仕様について、DT-5100M50 シリーズと異なる部分について説明します。
3.1 Bluetooth 機能
対応プロファイル
ユーザアプリケーションで使用する Bluetooth ライブラリと、本体 OS に内蔵される Bluetooth 接続ツールについ
て、対応するプロファイルは以下の通りです。
プロファイル名 ライブラリ 接続ツール 備考
GAP (Generic Access Profile)
○ ○
SDAP (Service Discovery Application Profile)
○ ○
SPP (Serial Port Profile)
○ ○
DUN (Dial-up Networking Profile)
○ ○
OPP (Object Push Profile)
× ○
FTP (File Transfer Profile)
× ○ 追加
PAN (Personal Area Network Profile)
× ○ 追加
HSAGP (Headset Audio Gateway Profile)
× ○ 追加
※Bluetooth1.2 規格では LAN プロファイルをサポートしていないため、本機では LAN プロファイルをサポートし
ません。
※Bluetooth アクセスポイントを使用する場合は、PAN プロファイルに対応した製品を使用してください。
Bluetooth V1.2 機能
Bluetooth モジュールおよびプロトコルスタックが V1.2 規格に対応することにより、
以下の機能が追加されます。
¾ AFH(Adaptive Frequency Hopping)機能
周波数ホッピングチャネルを選択することで、他のシステムに占有されている
チャネル(IEEE802.11b/g 無線 LAN など)を避けて使用する機能
¾ Faster Connection 機能
デバイス探索や接続をする際のホッピングおよび応答手順を変更し、
接続時間を短縮する機能
Bluetooth ヘッドセット対応
ヘッドセットプロファイルをサポートすることにより、Bluetooth ヘッドセットと接続することが
出来るようになります。
また、上記 AFH 機能と併用することで、内蔵無線 LAN との干渉が軽減され、VoIP などの使用が
可能となります(Bluetooth ヘッドセットも AFH 機能をサポートしている必要があります)。
3